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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
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*あくまでも管理人の二次世界の小説ですので、人によってはイメージに大幅なずれがある場合もございますのでご注意ください。
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80000hit企画Ⅶ~高木編~

Category : novels(コナン)

 「ふあ、あ、あ・・・」
 間の抜けた顔で、大欠伸をする男が1人。
 若者があふれる街中で、少々情けなくはあるが、これも夜勤明けとあっては仕方がない・・・のか?
 警視庁の刑事の姿としては、ちょっといただけない。
「あ~あ、眠いなあ・・・早く帰って寝よう」
 と、1人言を呟きながら歩く高木の目に、よく知っている人物の後姿が・・・
「あれは・・・蘭さん・・・?」
 道路を挟んだ向こう側の通りにいた蘭。2人の若い男に挟まれていたが・・・
 どう見ても、知り合いには見えない。おそらくナンパされているのだろう。
 明らかに困っている様子の蘭を見て、高木は通りを渡るべく走り出した。
「蘭さん!!」
 ちょっと手前で声をかけると蘭が振り返り、高木を見てほっとしたように微笑んだ。
「高木さん!」
 その横の男たちも高木を振り返る。
「なんだよ、あんた」
 胡散臭げに高木の前に立ちはだかる男。高木は、そんな男の目の前に、ずいと警察手帳を出した。
「僕はこういうものですが、蘭さんに何か?」
 手帳を見るなり、顔色を変えた男たち。
「あ、いやその・・・道を聞いてたんですよ」
「そうそう、あ、ありがとね、君。じゃ・・・」
 そそくさと去っていく男たちの後姿を見送り、蘭はほーっと息をついた。
「大丈夫かい?蘭さん」
「はい。ありがとうございます、高木さん」
 にっこりと微笑む蘭に、思わず照れる高木。
「あ、いや・・・」
「高木さん、今日はお休みですか?」
「ええ、まあ・・・。昨日、夜勤だったんですよ」
「あ、じゃあ今帰るところですか?ごめんなさい、お疲れなのに・・・」
 申し訳なさそうに頭を下げる蘭。
 高木はあわてて手を振った。
「いや、そんなこと!気にしないでください。蘭さんはどうしてここに?」
「あ、わたしは園子と・・・映画に行く予定だったんですけど、園子が風邪を引いてしまって。これか
らちょっと買い物をして、帰ろうと思ってるんです」
「へえ。ちなみに映画はなんの?」
「『青い雪』っていうんですけど・・・知ってます?」
「ああ!僕も見ようと思ってたんですよ。あれ?でもあれって確か今日までじゃ・・・」
 そう言うと、蘭がちょっと苦笑いした。
「ええ。でも、他に誘える人もいなくて・・・」
「そうですかあ。でも、もったいないなあ・・・」
 高木が心底残念そうに言うと、蘭は少し考えてから、にっこりと微笑んで言った。
「良かったら、見に行きます?」
「ええ?」
「今日、お休みなんでしょう?せっかくですから、どうぞ♪どなたか誘っていって来てください」
 すっと差し出された映画のチケット。
 だが、高木は慌てて首を振った。
「そ、そんな、悪いですよ!それに、僕夕べ寝てなくて、きっと映画館なんか行ったらすぐに寝ちゃい
ますから!蘭さん、行って来たらいいじゃないですか。ええと・・・そうだ、工藤君なんかどうなんです
か?」
 すぐに、失言だとわかった。工藤の名を出した途端、蘭の表情は悲しげなものに変わってしまった。
「あ・・・すいません。彼、今いないんですよね・・・」
 高木の言葉に、蘭は弱々しく微笑み、首を振った。
「いいんです・・・。じゃ、どうしようかなあ、これ・・・。1人で見てもつまらないし・・・。あ」
 ふと蘭の動きが止まり、何かを思いついたようにその大きな瞳を瞬かせた。
「誰かいい人思い付きました?」
 という高木の問いかけに、蘭は顔を上げると、うれしそうににっこりと笑った。まるで邪気のない、
眩しいほどの微笑みに、高木の胸が思わず高鳴る。
「あ、あの・・・」
「高木さん、一緒に行ってくれませんか?」
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高木編no.2

Category : novels(コナン)
「え・・・ええ!?」
 思わず高木が目を丸くすると、蘭が悲しげな顔になる。
「やっぱりだめですか?」
「い、いや、その、だめっていうか・・・」
「寝ててもいいですよ?わたし、映画に集中してますから」
こともなげに言う蘭に、戸惑う高木。
―――な、なんか変じゃないか?蘭さんって、こんなこと言う人だったか?
「ね、行きましょう?あ、わたしちょっと父に電話してきますね♪」
そう言って携帯電話を出しつつ、高木から離れる蘭。
高木はそこを離れるわけにもいかず、おろおろしながら蘭が戻るのを待っていた。
―――どうすりゃいいんだ?やっぱり断ったほうがいいよなあ・・・
電話を終えた蘭が戻ってくると、高木は意を決して口を開いた。
「あ、あの、蘭さん!」
「さ、行きましょう、高木さんvv」
高木の言葉をまるっきり無視するように、高木の腕を取り歩き出す蘭。
「ら、蘭さん??」
高木はますますわけがわからず、引きずられるようにして歩き出す。

 そして2人は映画館の前へ・・・
 そこで漸く立ち止まった蘭は、にっこりと微笑み高木を振り返った。
「つきましたね♪」
「そ、そうだね。あ、あの、蘭さん、僕やっぱり・・・」
と言いかけた高木だが・・・
「蘭姉ちゃん!!」
と、どこかで聞いた声がしたかと思うと、ものすごい形相で走ってくる子供が1人・・・。
「あれ?コナン君・・・?どうしてここに?」
きょとんとしている蘭を、じろりとにらみつける。
「それはこっちのせりふ!今日は園子姉ちゃんと映画見に行くって言ってなかった?何で高木さんと一緒にいるの?」

無題

Category : novels(コナン)
~小学生の新蘭です。~

気に入らない。
何がって、最近の蘭の態度だ。
3年生になってクラス替えしたときから、おかしいんだ。
ほら、また・・・。
今は国語の授業中だっていうのに、蘭はあいつのほうばっかり見てる。
4月から同じクラスになったやつ。背が高くって、野球が得意だとか言ってたな。クラスの女子が、「青木君ってかっこいいよねvv」といってるのを聞いたことがある。
だけど、蘭はそんなこと言ってなかったのに・・・。
あいつのことを見る蘭は、少し顔が赤くて目がきらきらしてて・・・
何でそんな目であいつを見るんだよ!?

「新一?そんな怖い顔してどうしたの?」
いつもの帰り道、蘭が俺を見て言った。
「・・・べつに!」
「ふーん・・・?あ、青木君だ」
蘭の顔がぱっと輝く。
おれの胸が、ちくりと痛んだ。
青木が、反対側の通りをクラスメイトと一緒に歩いていた。
それを見ながら、蘭が楽しそうに口を開いた。
「青木君て、仮面ライダーに似てない?」
「・・・・・・は?」
思いがけない蘭の言葉に、おれは間抜けな声を上げる。
「はじめて見たときから思ってたんだあ。青木君、仮面ライダーに似てるなあってvv」
「・・・仮面ライダー、好きなのか?」
「え?ううん」
「・・・・・」
「あのね、この間お父さんのお仕事について行ったときに、TV局に行ったのね。そしたらそこに仮面ライダーの人がいたの。すっごく優しい人だったんだよvv大ファンになっちゃった。でね、青木君見ると、そのときのこと思い出して・・・うれしくなっちゃうの♪」
ってことは・・・青木のことが好きで見てたわけじゃないのか・・・。
ていうか、その仮面ライダー役のやつが好きなのか?
けど、たぶんそいつと会うことはもうないだろうし・・・
「新一?どうかした?」
「へ?あ、いや、別に。何でもねえよ」
「そう?具合とか悪くない?今日は遊べないかなあ」
心配そうにおれの顔を覗き込んでくる蘭に、慌てて首を振った。
「だ、大丈夫だって!あ、今日母さんがケーキ焼くって言ってたぜ。食べに来いよ」
「ホント?行く行く!」
ぴょんと飛び跳ね、うれしそうに笑う蘭。
青木を見ているときよりも、今のほうが数倍うれしそうだ。
こういうの、なんていうんだっけ?
おれは、すっきりした頭でちょっと考えた。
そうそう、思い出した。
「色気より食い気」
だよな。
蘭が誰かを好きになるなんて、ありっこないもんな♪

おれは、根拠のない確信を持って、そんな風に考えてそっとうなずいた・・・。

高木編Ⅲ

Category : novels(コナン)
コナンに詰め寄られ、困った表情になる蘭。
「あ、あのね、園子が来れなくなっちゃって・・・」
「で?何で高木刑事がここにいるの?」
コナンの鋭い視線が2人を捉える。
「あ、あの、蘭さん・・・」
高木が心配そうに声をかけると、蘭が高木を振り返り、あいまいに微笑んだ。
「ごめんなさい、高木さん。もうすぐだと思うんだけど・・・」
「は・・・?」
蘭の言葉に、高木もコナンも目を丸くする。
「蘭姉ちゃん・・・?」
「さっき電話したら、すぐ来れるって言ってたから・・・。あ!来た!」
きょろきょろしていた蘭が、ぱっと顔を輝かせ、ある方向に手を振った。
それにつられるようにそちらに視線を向けた2人・・・。
「さ、佐藤さん!?」
そう、やってきたのは高木の恋人、佐藤美和子刑事だったのだ。
「ごめんなさい、蘭さん、出掛けに電話がかかってきちゃって・・・。高木君、おはよう」
普通ににっこりと笑いかけられ、高木はわけがわからずあいまいに笑みを返した。
「はあ・・・あの、蘭さん、これは・・・」
「ごめんなさい、高木さん。ちょっとびっくりさせようと思って・・・」
といって、ペロッと舌を出した蘭。
コナンは事情がわかったのか、あきれたような表情で蘭を見上げている。
「実は昨日、偶然佐藤さんにお会いして、聞いてたんです。今日、佐藤さんが非番だって」
「ええ!?本当ですか?でも、僕には仕事だって・・・」
「それはね、高木さんに気を使ったんですよ」
「え・・・」
「高木さんのことだから、佐藤さんも非番だと知れば、きっと夜勤明けだっていうことも忘れて、どこかに連れて行ってくれようとするだろうって。でも、それじゃあ高木さんの体が休まらないし、寝不足で車の運転は危ないから・・・。だから、知らないほうがいいって」
「佐藤さん・・・」
「・・・蘭さんが、映画を見るだけなら危ないこともないし、夜勤明けなんだから途中で寝てしまっても仕方ないって。それでも、2人で過ごせるほうがいいって言うから・・・」
蘭が、2人を見てにっこりと笑った。
「お二人とも、ゆっくりデートする時間なんてほとんどないでしょう?だったら・・・特にどこか遠くに行かなくたって、ただ2人で一緒にいるだけだって、きっと楽しいと思います」
「蘭さん・・・」
「蘭さん、ありがとう。でもいいの?この映画、見たかったんじゃ・・・」
「いいんです。そのうちビデオで見れるし。さ、もう始まっちゃいますから、行ってください」
蘭が2人の背中を押すと、2人は顔を見合わせ、そのまま映画館に消えて行った・・・。

「さ、コナンくんどうする?友達と一緒じゃないの?」
「あ、僕・・・さっきまで一緒だったけど・・・もう帰るところだったんだ」
「そうなの?ずいぶん早いのね」
「ま、まあね・・・」
まさか、蘭と高木の姿を見て、元太たちを振り切って着けてきたとは言えなかった・・・。
「じゃ、一緒に帰ろうか」
「うん。・・・・あ、あのさ、蘭姉ちゃん、今日の映画・・・」
「ん?あ、今度ビデオ借りたら一緒に見ようか」
「うん・・・!」
コナンは、精一杯の笑顔を蘭に向け、頷いたのだった・・・。

My Little Girl 番外編

Category : novels(コナン)
『ぴんぽーん』
日曜日の昼下がり、工藤家に響く音に続き、パタパタとなるかわいい足音。
「は~い!あ・・・」
玄関のドアを開けた蘭は、そこに立つ見知った顔に頬を緩める。
「よ、蘭ちゃんvv今日もかわいいね♪」
そう言ってにやりと笑ったのは、最近毎週のようにここへ通っている男、黒羽快斗だった。
「うふふ、ありがと。どうぞ、あがって♪」
「おっじゃま~。っと・・・なんだ、新一いたのかよ」
リビングのソファでふんぞり返っているのは工藤新一。
「あのな・・・ここは俺んち!」
「そうだっけ?」
「お"いっ」
「もお、2人とも・・・快斗くん、座ってて?今コーヒー入れるから」
「あ、蘭ちゃん、おれやるよ。危ないからさ・・・」
「大丈夫!お客様はすわってて」
そう言ってにっこり笑うと蘭はキッチンへと消えた。
快斗は蘭に言われたとおり、新一の向かい側のソファに座ると、それでも心配そうにキッチンへ目を向けた。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。あいつ、体は子供でも中身は高校生だぜ?」
と新一。
そう、蘭は黒の組織の男に飲まされた薬のせいで、子供の体になってしまっていたのだ。
そして、ひょんなことからそれが快斗に知れることとなり、小さな蘭に一目ぼれしてしまった快斗が、足繁くこの家に通うようになったのだ。
「分かってっけどさあ・・・。あ~あ、早く高校生の蘭ちゃん見てえなあ。か~わいいんだろうなあ。あ、そうだ、新一その頃の写真持ってんだろ?見せろよ」
身を乗り出す快斗に、新一は冷たい視線を投げ、一言。
「駄目」
「何で?いいじゃん、写真くらい!」
「絶対駄目。オメエなんかにもったいなくて見せられるか」
「うわっ、けちくさ!」
「ほっとけ」
「なに?どしたの?」
そこへ、飲み物を載せたトレイを手に、蘭がてくてくと現れた。その体には少々大きすぎるような気がするトレイ。それを見た新一と快斗が、あわててその上から自分のカップを下ろす。
「何話してたの?」
自分もカップを手に座りながら、にっこりと問いかける蘭。
「聞いてくれよ、蘭ちゃん!新一のやつすっげえけちでさあ、高校生のときの蘭ちゃんの写真が見たいって言ってんのに見せてくれないんだぜ?」
「おい!」
「え・・・高校生のわたし?そんな写真、見たいの?」
と、不思議そうに首をかしげる蘭。
「見たい見たい♪蘭ちゃん、見せてよvv」
「いいけど・・・」
「蘭!」
「だって、別に写真見せるだけだし・・・新一、何怒ってるの?」
きょとんとする蘭に、新一は溜息を吐く。
「変な新一・・・。あ、アルバム、新一の部屋にあるよね?今持ってくるから」
と言って立ち上がった蘭に、なぜかぎょっとしてあわてる新一。
「ま、待て、おれが行くから!」
「?そう?」
首を傾げる蘭をソファに押し戻し、部屋を出て行く新一。
快斗はそれを見て、なにやらニヤニヤしている。
「新一、何慌ててるのかなあ」
「きっと、蘭ちゃんに見られちゃまずい写真でもあるんだろ?」
「えー?何それ?」
「さあ・・・ちょっとおれ、覗いてこようかな♪」
「あ、快斗くん!」
「蘭ちゃんはそこで待ってて」
そう言って、快斗も部屋を出て行ってしまった。
部屋に1人残された蘭は、仕方なく紅茶を飲みながら、2人が戻ってくるのを待つのであった・・・。