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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
*このブログは管理人個人によるファンサイトです。 原作者や出版社等とは何の関連もありません。
*あくまでも管理人の二次世界の小説ですので、人によってはイメージに大幅なずれがある場合もございますのでご注意ください。
*閲覧については自身の責任においてお願いいたします。
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*万が一このブログをお読みになって不快感を感じられたとしても責任は負いかねますのでご了承ください。

Special Thanks. ~花より男子・類つく~

Category : Special Thanks. ~花より男子・類つく~
 「ありがとう、花沢類」
 いつも笑顔でそう言う牧野。
「あんたのありがとうは聞き飽きた」
 そう笑って返せば安心したように微笑む。

 司と別れた時もそうだった。
 ただ黙って手を握っていただけだけど。
「ありがとう」
 と言う牧野に俺は、いつものように言葉を返す。
「聞き飽きた」
 と。
 でもこの時の牧野は少し様子が違ってた。
「ごめんね」
 涙に濡れた瞳で俺を見つめてた。
「なんで謝るの?」
 俺の言葉にうつむく牧野。
「牧野?」
 不思議に思って名前を呼んでも答えない牧野に何を言っていいのかわからず、俺は牧野の髪を撫でた。
「何か食べに行こう」
 そう言って歩き出した俺の背中に、突然ふわりと柔らかい温もり。
 牧野が俺の腰に手を回し、背中にしがみついていたのだ。
「牧野・・・・・?」
「こっち、見ないで。そのまま聞いて」
「・・・・・わかった」
「あたしね・・・・・花沢類が好きなの」
 一瞬、時が止まったような気がした。

 ―――今、なんて?

 「ごめん、ずっと応援してくれてたのに。でも、もう自分の気持ちに嘘つけなくて・・・・・。こんなこと言ったら困らせるってわかってるのに・・・・・」

 俺が、何も言葉を発することができずにいると、腰に回っていた手が緩み、牧野が俺から離れた。
 何も言わないことを拒否されていると思ったのか、牧野がそのまま離れていく気配に、俺は振り向き牧野の手を掴んだ。
「待てよ。このまま帰っちゃうつもり?」
「ごめん・・・・・今言ったこと忘れて」
「―――忘れてって、どういう意味?」
「困らせたくないの。明日になったら、いつものあたしに戻るから。友達に戻るから、だから―――」
 考える余裕なんかなかった。
 気がついたら、牧野を抱きしめてた。
 突然のことに固まってしまってる牧野を力任せにかき抱く。
「忘れることなんか、出来ない。友達になんか、戻れないよ」
「花沢類―――」
「俺が忘れたら、あんたも忘れるの?明日になったらただの友達になって、俺のことを好きだって気持ちもなかったことにするの?」
「だって・・・・・」
「俺は、そんなのいやだ。牧野が言った一言一句だって忘れたくない」
 牧野が、俺を見上げる。
「俺の気持ちは、聞いてくれないの?」
「だっ・・・・・て」
「言ったでしょ。俺は牧野が好きだって。ずっと好きだった。その俺の気持ちまでなかったことにするつもり?」
 牧野の瞳から涙が溢れ落ちた。
「なかったことになんかさせない。やっとあんたを手に入れることができるのに、それを忘れたりなんかできるはずない」
「花沢類・・・・・」
「もう一回、言って・・・・・。俺のことが好きだって。忘れたり出来ないように・・・・・ちゃんと言って」
 俺の言葉に、牧野は恥ずかしそうに頬を染めながらも、口を開いた。
「好きだよ。花沢類が、好き」
「・・・・・俺も、牧野が好きだよ」

 お互いの瞳を見つめ合い、そのまま引き寄せられるように唇を重ねる。

 何度も飽くことなくキスを繰り返し、お互いの気持ちを確かめるように抱きしめあった。

 「夢、みたいだ」
「それは、あたしの方だよ。花沢類が、まだあたしのことを好きでいてくれたなんて思いもしなかったから・・・・・」
「俺、一度好きになると案外しつこいんだよ。総二郎にも言われたことがある。それに―――言ったでしょ?付き合うとか付き合わないとか関係なく、俺は牧野が好きなんだって。今までもこれからも、ずっと変わらない。ずっと、好きだよ」
「・・・・・ありがとう」
「また、ありがとう?」

 「ありがとう」と「ごめんね」は、牧野の常套句だ。
 だけど、たまにはそれ以外の言葉が欲しいと思うのは、我侭かな。
「ねえ牧野」
「何?」
「ありがとう以外の、お礼の言葉ってない?」
 きょとんとした表情。

 暫く考えて。

 上目遣いで俺を見る。

 「花沢類限定でもいい?」

 「どんなの?」

 「・・・・・大好きって」

 「・・・・・それ、絶対俺専用ね」

 そうしてまた俺は、牧野の唇に口付けた・・・・・。


                        fin.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 これも以前の拍手お礼用に書いた小話をちょっと長くしたお話です。
 たとえば2人の会話から、妄想って広がっていったりするものですよね。

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Special Thanks. 2 ~花より男子・類つく~

Category : Special Thanks. ~花より男子・類つく~
 『大好き』

 たった一言のメール。
 でもそれだけで伝わるはずだった。

 それは、彼とあたしだけの暗黙のルール・・・・・・。


 バイトに遅刻しそうだったあたしを、車に乗っけて送ってくれた花沢類。
 バイトはぎりぎりセーフ。
 ちゃんとお礼をいう暇もなかったから、せめて一言メールで・・・・・・。

 『大好き』

 あたしが、類だけに使う『ありがとう』の代わりの言葉。

 それをまさか、間違って美作さんに送信しちゃうなんて・・・・・・。

 まさに最悪の失敗だった。

 そしてバイトが終わったあたしを待っていたのは絶対零度の身も凍るほどにぞっとする冷ややかな瞳であたしを見つめる花沢類だった・・・・・。

 「あきらから、自慢げに転送されてきたよ。これどういうこと」
 そう言って見せられた携帯の画面には、あたしが類に送ったはずのメールが・・・・・。
 すぐには、分からなかった。

 ―――美作さん?転送?何のこと?

 花沢類は、むっとして黙ったままだ。
 すぐに、自分の携帯を確かめる。
 そして、最悪の失敗に気づいた・・・・・。
「やだ!あたし間違って美作さんに・・・・・!違うの、花沢類。このメール、花沢類に送るつもりだったの。本当だよ、休憩時間に、慌ててやったから・・・・・」
 慌てて言い訳を始めるあたしを、変わらず冷ややかな瞳で見つめる類。

 ―――これはやばい。本気で怒ってる・・・・・よね・・・・・?

 あたしの背中を冷たい汗が伝って行った。
「ねえ、花沢類、これは間違いなの・・・・・」
 どうしよう?どう言えばわかってもらえるだろう?
 どんな言い方をしても、ただの言い訳に聞こえる気がしてしまい、あたしはそれ以上何も言えなくなってしまった。

 やがて、花沢類はあたしに背を向け、車のドアを開けた。
「花沢類!待ってよ!」
「・・・・・たとえ間違えだって、俺以外の男に『大好き』なんて・・・・・。そう簡単に、笑って許せないよ」
 さっと、血の気が引くのがわかった。
 本気で怒ってる花沢類の低い声が、あたしの胸に突き刺さる。

 そのまま類は車に乗り、走り去ってしまった。
 
 あたしはそのままその場から動くことが出来ず・・・・・・。

 冷たい夜風が吹き付ける道の真ん中で、立ちすくんでいた。

 どのくらいそうしていたかわからない。

 突然後ろから、ふわりと何かを肩にかけられて・・・・・
「・・・・・いつまでそうしてるの・・・・・風邪、ひくよ」
 ゆっくりと振り向けば、そこにはちょっと決まり悪そうな顔をした類が・・・・・。
「花沢類・・・・・どうして・・・・・・」
「・・・・・気になって・・・・・」
 その言葉を聞いた瞬間、あたしの目から涙が溢れ出した。
 あっという間に視界が涙でぼやけ・・・・・
 次の瞬間には、あたしの体は類の腕に抱きしめられていた。
「・・・・・悔しかった・・・・・牧野と俺だけのルール、あきらに知られたみたいで・・・・・。ガキっぽい嫉妬だってわかってるけど・・・・・抑えられなかった・・・・・・。ごめん・・・・・」
「謝らないで・・・・・。悪いのは、あたし・・・・・。ごめんなさい」
「でも、牧野を泣かせたのは俺だよ・・・・・。家に帰って・・・・・でもやっぱり気になって、牧野の家に行った・・・・・。でも、まだ帰ってないって・・・・・。まさか・・・・・まだここにいるなんて思ってもみなくて・・・・・」
 類が、腕の力を緩め、あたしの顔を両手で挟み込むようにして見つめた。
「こんなに冷たくなって・・・・・馬鹿だな、あんたは」
「だ・・・・・って・・・・・どうしたらいいか・・・・・どうしたら類に許してもらえるのか・・・・・わからなくて・・・・・」
 泣きながらそう言うあたしを見て、ふっと優しく微笑む類。
 そして、耳元に唇を寄せると、甘く低い声で囁いた・・・・・。
「そういうときのために、あの言葉があるんじゃないの・・・・・?」
「え・・・・・」
 そして今度は、にっこりと満面の笑み。
「俺と牧野だけの・・・・・特別な言葉」
 あたしは類を見つめ、小さな声で聞いた。
「言っても、良いの・・・・・?」
「俺にだけ、ならね・・・・・。メールなんかじゃなくて・・・・・直接言ってくれたら良かったんだ・・・・・」
 類の冷たい手が、あたしの頬を撫でる。

 息がかかるくらいの距離で、見つめ合う。

 そうだ・・・・・。

 どうしてもっと早く気付かなかったんだろう・・・・・。

 類の傍で。
 
 類の為にだけ・・・・・。

 「大好き、だよ・・・・・類・・・・・」

 そうすれば、いつでも彼は、あたしだけにその甘い微笑をくれるのに・・・・・・

 「俺も・・・・・大好きだよ・・・・・・」

 そして、蕩けるくらい、甘いキスを・・・・・・

 「つくし・・・・・愛してる・・・・・・」

 蕩けるくらい、甘い言葉を・・・・・・

 あたしだけに・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 投票スタート時こそ、総つくの「Smile foe me.」にリードされていたものの、やはり類つく強し!で、見事に逆転。
 第1回目は「Special Thanks.」の続編でした♪
 次回もまた、投票結果を見て続編を書いて行きたいと思いますので、どうぞ投票に参加していってくださいね♪

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Special Thanks 3 ~花より男子・類つく~

Category : Special Thanks. ~花より男子・類つく~
 『海の見える家に住みたい』って、前に話したことがあった。

 今あたしは、窓から海を眺めながら、流れてくる潮風に目を細めていた。

 もうだいぶ大きくなってきたお腹から振動を感じ、あたしはお腹をそっと撫でた。
「あ・・・・・パパ、帰ってきたみたい。すごい、そんなこともわかるの?」
 丘の上の家に続く道を、見慣れた車が走ってくるのが見えた。

 結婚してすぐに、妊娠していることがわかった。
 新居にと購入していたこの家に引っ越すことが決まっていて、でも坂が多い場所だからと類は心配していたっけ。

 もうすぐ10ヶ月。
 婚約してから、類の秘書としてずっと傍にいたあたしだけれど、さすがにお腹が大きくなってくるといろいろ周りに気を使わせてしまうことも多くなり、8ヶ月に入ったときお休みをもらうことにした。
 
 「ただいま」
 帰って来ると、すぐにあたしを抱きしめて唇に軽いキス。
「お帰り。今日はもう終わり?早いんだね」
 あたしの言葉に、類が柔らかく微笑む。
「本当は、毎日もっと早く帰って来たい。1人でいるのは退屈じゃない?」
「ううん、平気。いろいろやることあるし。それに、時々みんなが遊びに来てくれるし」
 その言葉に、類はちょっと顔を顰めた。
「あいつらはうるさすぎるよ。あんまり相手にしなくてもいいよ」
「あはは、賑やかでいいじゃない。今日もチラッとだけど美作さんが顔出してくれたんだよ」
「あきらが?1人で?」
 類が目を丸くする。
「ん。近くまで来たからって。でも良く聞いたら近くって言ってもそことは5kmも離れてるんだよ。いくら車だからって、ついでって距離じゃないでしょ?相変わらずまめな人だなあって思っちゃった」
「・・・・・で、家に上げたの?」
「ううん。上がっていったらって言ったんだけど、類に殺されるって言って、お土産だけ置いて帰っちゃった」
 そのときのことを思い出し、くすくす笑う。
 類は面白くなさそうにあたしをじっと見つめていた。
「今までにもそんなことあった?あきらじゃなくても、総二郎とか」
「ううん。ここ、彼らの家から離れてるからね、それこそこっちのほうに来る用事でもなきゃ1人では来ないんじゃない?特に西門さんなんて、面倒なことに巻き込まれたくないだろうし」
「面倒なことって?」
「誰かさんがやきもち妬いて、出入り禁止になったりとか?」
 悪戯に笑いながら類の顔を覗き込むと、ちょっとばつが悪そうに目をそらせる。
「俺がやきもち妬くの、面白がってるな?」
「だって、嬉しいから。こんなお腹の大きくなった女に妬いてくれるの、類だけだもんね」
 そう言ってソファに体を沈めると、類もその隣に座りあたしの肩を抱く。
「お腹が大きくなったって、牧野はかわいいから」
 優しい目に見つめられて、あたしはとたんに恥ずかしくなってしまう。
「そういうこと言ってくれるのも、類だけだよ」

 類の指が、あたしの髪を弄ぶ。
 甘い瞳があたしのすべてを包み込んでくれる、穏やかな時間。
 使用人を置くことを類の両親に薦められたけれど、あたしは丁重にお断りした。
 家族だけで過ごす時間を、大切にしたかったから。

 「あきらのお土産って?」
「ケーキみたい。あたしが前にテレビで見ておいしそうって言ってたやつ、覚えてくれてたみたいで。そういうの、美作さんて抜かりないじゃない?」
「確かに」
 類がくすりと笑う。
「俺も、つくしにお土産あるんだけど」
「え、そうなの?」
 にっこり笑顔で頷く類。
 だけど、その手には何も持ってないみたいだけど??
 不思議に思って首を傾げていると、類がおかしそうにくすくすと笑う。
「何期待してる?」
「何って・・・・・だって、何も持ってないし」
「目に見えるものとは限らないよ」
「どういう意味?」
 ますますわからない。

 「―――休暇を取ったんだ」
 静かにそう言う類を、あたしは驚いて見上げた。
「休暇?いつ?」
「今日から、1週間」
「1週間も?」
「両親からの、プレゼント。長い休みなんて今度いつ取れるかわからない。子供が生まれたら、もう2人きりでの旅行なんてできなくなるしね」
「でも、もう9ヶ月だし、旅行なんて―――」
「旅行じゃない。ここで、2人でゆっくりしよう。毎日海を見て、美味しいものを食べて、眠くなったら寝るんだ」
 類の言葉に、ぷっと吹き出す。
「それじゃ、いつもの休日と変わんない」
「でも、2人きりになれるよ。あいつらにはその間来るなって言っておいたから」
「言うこと聞くかな?」
 ふてくされ顔の仲間たちの顔が浮かぶ。
「聞かせる。聞かなかったら絶好だよ」
「こわ」
 くすくす笑って頬を寄せ合う。
 手を握り合って、あたしのお腹の上に乗せてみれば、微かな振動が類にも伝わる。
「元気だね」
「2人きりじゃなくって、自分も一緒だって言ってるんじゃない?」
「もちろん、一緒に決まってる」
「それから―――」
「ん?」
 あたしを見つめる類の甘い瞳を見上げる。

 「―――大好きって、言ってるみたい―――」

 類の唇が、優しく落ちてくる。

 「―――休暇、ありがとう」
 あたしの言葉に、ふっと微笑む。
「ありがとうって言葉、違わない?」
 こつんとおでこをつき合わせる。

 2人きりのときにだけ流れる、甘い空気。

 あたしは類の耳元で、囁いた。

 「―――大好き―――」


                        fin.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 久しぶりにあきらも総二郎も登場しないお話です。
 たまには平和に、甘~く。

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