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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
*このブログは管理人個人によるファンサイトです。 原作者や出版社等とは何の関連もありません。
*あくまでも管理人の二次世界の小説ですので、人によってはイメージに大幅なずれがある場合もございますのでご注意ください。
*閲覧については自身の責任においてお願いいたします。
*このブログについての誹謗中傷・クレームなどの書き込みはおやめください。
*このブログの無断転載複製を禁じます。
*万が一このブログをお読みになって不快感を感じられたとしても責任は負いかねますのでご了承ください。

Kissxxxしよう vol.1 ~花より男子・類つく~

Category : Kissxxxしよう ~花より男子・類つく~
 -tsukushi-

 「牧野が、好きだよ」

 まさに直球勝負。
 
 普段はあまり感情を表に出さない花沢類の言葉は、まっすぐにあたしの胸に入り込んできてその薄茶色のビー玉のような瞳から、逃れられなくなる。

 F4が高校を卒業して1年。

 あたしと道明寺は結局別れることになり、F4との交流もなくなる―――はずだった。

 でも、花沢類は相変わらずあの非常階段に顔を出すし、美作さんや西門さんも3日と開けず高等部に顔を出す。
 わざとらしくうざがって見せても、あの人たちには何の意味もないんだ・・・・・。

 そんなことを実感して結局はF3とつるんでいることの多いあたし。

 そして今日、あたしが高等部を卒業する日。

 花沢類から何度目かの告白をされたのだった・・・・・。

 「あ、ありがと」
 何度聞いても、この人に言われると照れてしまう。
 だって絵に描いたような王子様が、あたしのことを好きだなんて、やっぱり信じられなくて。
「俺、本気だよ?あんたがまだ司を忘れられないって言うなら、忘れるまで待つよ。俺の気持ちはずっと変わらない」
「道明寺のことは、もう吹っ切れてるよ。そんなに未練がましくない」
「だったら、付き合おうよ」
 にっこりと、天使の微笑。
「でも・・・・・」
「俺のことが嫌い?」
「嫌いなわけ、ないでしょ」
 あたしの答えに、花沢類は満足そうに微笑む。
「じゃ、問題ないよ。俺、ずっと牧野のこと大事にするよ」
 ドキッとするほどきれいな男の子。
 嬉しくないわけない。

 本当は、あたしだって類のことが好きになってた。
 だけど、この人の瞳を間近に見てしまうと言えなくなる。
 素直じゃないのは、昔からだけど・・・・・

 チュッと、唇が軽く触れる。

 ボーっとしてる間にまたキスされて、あたしは真っ赤になる。
「ちょ、ちょっと、ずるい!また勝手に・・・・・!」
「ボーっとしてるからだよ。油断してるとまたするから、気をつけたほうがいいよ」
「何よそれ、自分勝手なんだから!」
「いいじゃん、彼女なんだし」
「彼女って―――」
 あたしまだ、付き合うって言ってないのに。
 そう思ったけど、否定する気はなくて・・・・・
 そのまま口をつぐんでしまったら、花沢類がまた優しく微笑み、あたしの髪を撫でた。
「俺には、牧野だけ。だから、付き合って―――」
 いつもの軽い調子じゃなくて。
 真剣な瞳でそう言うから、あたしの胸が異常な速さで鼓動を打ち始める。
「俺の、彼女になって―――」
 
 自然に、頷いていた。

 何も言えなくて。

 類の瞳に映るあたしを見ていた。

 類の顔がゆっくり近づいて、また唇が重なる。

 でも今度のは触れるだけじゃない。

 何度も、啄むような口付けの後、あたしの唇を割って入ってきた類の舌が、歯列をなぞり、あたしの舌を絡め取った・・・・・・。

 背中がぞくっとするような、感じたことない快感があたしを熱くしていった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 久しぶりに?初々しくラブラブな2人を書いてみたくなって・・・・・
 楽しんでいただければ嬉しいです♪

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Kissxxxしよう vol.2 ~花より男子・類つく~

Category : Kissxxxしよう ~花より男子・類つく~
 -rui-

 牧野が好きだ。

 その思いは日に日に強くなっていくばかりで。

 ただの友達でいることが、辛かった。

 不意打ちのキスに、恥ずかしそうに頬を染める牧野。

 かわいくって仕方ない。

 できれば誰の目にも触れさせず、どこかに閉じ込めておきたいくらいだった。

 
 「ベタ惚れって感じだな」
 総二郎が俺と牧野の様子を見て言った。
 その言葉に、牧野が真っ赤になる。
「な、何言ってるのよ、別に―――」
「ベタ惚れなのは本当のことだから、俺はいいけど」
 そう言って笑うと、牧野は俺の顔を見て口をパクパクさせた。
 顔を赤くして、まるで金魚みたいだ。
「うわ、付き合ってらんねえ。お前らバカップルもいいとこだぜ」
 総二郎が呆れてそう言い、席を立った。
「邪魔はしねえよ。ごゆっくり」
 冷やかすようににやりと笑って牧野に視線を送ると、軽く手を振って喫茶店を出て行く総二郎。
 牧野はなんともいえない表情でそれを見送って―――
「顔が熱すぎて、倒れそう」
 と呟いた・・・・・。


 「類様、静様からお電話がありました」
 家に帰ると、家政婦の竹村がそう言った。
「静から?何だって?」
「また後で電話するそうです。久しぶりでございますね。お声だけでしたが、お元気そうで」
 俺が生まれる前からこの家にいる竹村は、静のことも良く知ってる。
 懐かしそうに目を細める姿に、俺も静の姿を思い出していた。

 『類?久しぶりね』
 電話から懐かしい静の声。
「元気そうだね」
『おかげさまで。ところで・・・・・久しぶりで悪いんだけど、あなたに頼みがあるのよ』
「・・・・・なんか嫌な予感がするんだけど」
『あら、いい勘ね。実は、私と一緒にうちの両親に会いに行ってほしいのよ』
 その言葉に、さすがの俺も暫し絶句したのだった・・・・・。


 「静さんが、帰ってくるの?」
 バイト帰りの牧野を家まで送る車の中で、俺は静のことを話した。
「ああ。日本に帰ってくる用事があって・・・・・どっかで聞きつけた静の両親が、静を呼びつけたんだって。で、1人で行くと喧嘩になりそうだから、付き添ってほしいって。牧野も行く?」
 俺の言葉に、牧野は目を見開いた。
「ええ?やだよ、あたしお金持ちって苦手」
 その言葉に、思わず噴出す。
「じゃ、俺も苦手?結構お金持ちのほうだと思うけど」
「や、そうじゃなくて・・・・・」
 途端に慌て出す牧野がかわいくて、俺は笑いが止まらなくなる。
「やば・・・・・あんた、面白すぎ」
「もう、類って変なとこにツボがあるんだから」
 ぷうっと頬を膨らませる牧野。

 俺はくすりと笑い、素早く牧野の頬にキスをした。

 「ちょっ、危ないよ!運転中に!」
「大丈夫。ちゃんと見てるから」
 俺の言葉に、呆れたような視線を向け・・・・それでも目は笑ってた。
「・・・・・静さんの用事って?」
「さあ?仕事関係じゃない?詳しくは聞いてない。興味もないし」
「静さんのことなのに?」
 ちらりと俺の横顔を見る牧野の瞳に、微かに不安の色を感じ取る。
「心配?」
 そう笑って聞くと、牧野は恥ずかしそうに目をそらした。
「そんなんじゃないよ。ただ・・・・・静さんは類にとって特別でしょ?」
 その言葉に、俺は肩をすくめた。
「俺の特別は、牧野だけだよ。心配しなくても、もう静のことは俺の中で思い出になってる。俺が好きなのは、牧野だけだから」
 そう言って見つめれば、また頬を染めて慌て出す。
「な、何でそういうことさらっと言うかな。ちゃんと前見てよ、危ないから」
「はいはい」
 くすくすと笑いながらも、俺は牧野の家へと車を走らせたのだった・・・・・。


 「類、久しぶりね」
 空港まで迎えに行った俺の前に現れた静。
 以前よりもぐっと大人っぽく、そしてとても生き生きとした表情の静。
 仕事も私生活も順調なのだろうと、その姿から容易に想像でき、俺も自然に笑顔になった。
「ごめんなさいね、無理なこと頼んで」
「別に、無理なことじゃないよ。でも、親子水入らずの場に俺がいるのも変じゃない?」
「類なら大丈夫よ。それに―――両親にどうしても報告したいことがあるの。でも、それを1人で言う勇気がなくて・・・・・。類に、一緒にいてもらえたらいえるかもしれない」
 静の言葉に、俺はちょっと目を見開いた。
「珍しいね。そんな弱気なこと言うの。よっぽどの重大事件?」
「かも知れないわね。わたし―――結婚しようと思ってるの」
 そう言って、静は幸せそうに微笑んだのだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 静の登場も久しぶり。
 もうちょっとつくしをやきもきさせるつもりだったんですが・・・・・。
 今回は平和に終わりそう?

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Kissxxxしよう vol.3 ~花より男子・類つく~

Category : Kissxxxしよう ~花より男子・類つく~
 -tsukushi-

 『終わったら電話するから、いつもの店で待ってて』

 そう言われて、バイトが終わるといつも2人で行く喫茶店に入ったあたし。

 窓から見える人の波をぼんやりと眺める。

 ―――今頃、静さんと会ってるんだよね・・・・・

 気にならないわけ、なかった。

 静さんは類にとって特別な人。

 『特別は、牧野だけ』

 そう言ってもらえて、嬉しいけれど・・・・・


 ぼんやりしたまま、目の前のティーカップを持ち上げ口に運ぼうとしたその時―――

 横を通り過ぎようとした人の体がトン、とあたしの腕に触れ、中の紅茶が零れてしまった。
「あっ」
 淡いクリーム色のスカートに見る見るうちに紅茶が染みを作る。

 ―――げっ、これ買ったばっかりなのに・・・・・

 「ああ、すいません」
 その声に、思わずきっと攻めるような視線を向け・・・・・
 相手が、ブロンドの端正な顔立ちをした外人だったことにぎょっとする。
「すいません、服―――汚してしまいましたね」
 顔を見なければ、外人とは気づかないほど流暢な日本語。
 背の高い、まるでフランス映画にでも出てきそうなきれいな男の人だった。
「申し訳ない。すぐに変わりの服を―――」
 すまなそうにそう言う彼に、あたしは慌てて首を振った。
「あ、いえ、あたしもぼーっとしてたし・・・・・。気にしないでください。たいした服じゃないし・・・・・」
「でも、その格好じゃあせっかくのデートが台無しだ」
 その言葉に、あたしは驚いて彼を見上げた。
 にっこりと、きれいに微笑む。
「愛しい人を想っている顔をしてましたよ。とてもきれいで・・・・・思わず見惚れていました」
 あまりにきれいな顔でそんなこと言うもんだから、あたしは顔が熱くなるのを感じて焦る。
「き、きれいじゃないですよ。あ、あの、本当に平気ですから―――」
 慌てて手を振ると、彼はそのあたしの手をそっと掴んだ。
 大きく、暖かいその手の感触にドキッとする。
「それでは僕の気が済まない。すぐそこに君に似合いそうな服を売っているお店があったから、少し付き合ってくれないか?」
「ええ?いや、本当にあたし―――」
 慌てて断ろうとするあたしの手を、その彼は突然ぐいっと引っ張るとさっさと歩き出した。
「あの―――」
 声をかけようとよってきたお店の人に、いつの間に出したのか千円札を数枚出して渡すと、
「彼女の分と、一緒に会計しておいてくれるかい?お釣りは取って置いてくれて構わないから」
「こ、困ります!あの―――」
 店員の言葉を無視して、店を出るとそのままあたしの手を引きどんどん歩く。
「あの、ちょっと、待って!」
 あたしはどうにか足を踏ん張り、その場に立ち止まった。
 彼が振り向く。
「あの、困ります、本当に。知らない人にそんな―――」
「ああ、そうだね」
 そう言うと、彼はにっこりと微笑んだ。
「僕の名前はアラン。今日フランスから着いたばかりでね。ここで君のようなかわいらしい人に出会えるとは思わなかった。僕はラッキーだったよ」
「ラッキーって・・・・」
「とにかく、すぐそこだから」
 そう言ってまた、アランはあたしの手を引っ張って歩き出した。
「君のようなかわいらしい女性の服を汚して、そのままにしておくわけにはいかない。もし来てくれないなら、警察に自首するよ」
「自首!?」
「そう、女の子を傷つけてしまったってね。どう?大袈裟なことにはしたくないと思わない?」
 あたしは、あんぐりとその口を開けた。

 ―――なんて人なのよ。

 結局あたしは、アランに連れられ近くのブティックへ入る羽目になったのだった・・・・・。


 -rui-
 「ごめんなさいね、すっかり時間取っちゃって」
 静が申し訳なさそうに言う。
「いいよ。両親と、ちゃんと話ができてよかったね」
「ええ、ありがとう。やっぱり類がいてくれてよかったわ」
 そう言って静はにっこりと笑った。
「それで、その彼はいつこっちに?」
「ええ、あたしの乗ってきた次の便で来てるはずなのよ。ホテルについたら連絡してって言ってあるんだけど・・・・・」
 そのとき、静の持っていた携帯が着信を告げた。
「あ、彼だわ」
 静が、携帯を開いて耳に当てる。
 俺はいないほうがいいかと、その場を離れようとしたけれど・・・・・
「―――類!ちょっと待って!」
 その声に、足を止めて振り返る。
「なに?」
「これから彼に会いに行くんだけど、類も来て欲しいの」
「え・・・・・悪いけど俺、これから牧野と約束が―――」
 その言葉に、静がにっこりと微笑んだ。
「大丈夫よ」
 俺はその言葉に、首を傾げたのだった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 まあ、展開としてはベタですが・・・・・。
 たぶん、皆さんの想像通りの展開になるかと(^^;)

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Kissxxxしよう vol.4 ~花より男子・類つく~

Category : Kissxxxしよう ~花より男子・類つく~
 -tsukushi-

 試着室の扉を開けると、目の前に立っていたアランがあたしの姿を見てちょっと目を丸くし、口笛を吹いた。
「かわいい!すごく良く似合ってるよ」
 大げさに手を広げて感動するアランに、思わず赤面する。
 試着してみたのはクリームイエローのシフォン生地のミニワンピース。
 汚れたのはスカートだけだと思っていたんだけれど、よく見たらその上の白いブラウスにもほんの少し紅茶が飛んでいたのだ。
 よく見なければわからないくらいの目立たないものだからと言ったのだけれど、アランが、それでは気がすまないからと譲らなかったのだ。
 アランが選んでくれたのは、とても女の子らしいデザインのふわりとしたワンピースで、透け感のあるシフォン生地が爽やかなイメージの、なんだかあたしのいつもの服装とはまったく違うような・・・・・。
「とても似合ってるよ。きっと恋人も喜んでくれる」
 にっこりと微笑むアランに、あたしは自分が赤くなってるのを感じ、恥ずかしくて顔を上げられないでいた。
「あの、でも、これ高いし、そこまでしてもらうのは・・・・・」
 いつも買っている服に比べたら、確実に0が1個多い。
 気にするなと言われても、無理な話だ。
「構わないよ。ここで君と会えたのも何かの縁だしね。きっと・・・・・君とは、また会える気がするよ」
「え・・・・・?」
 優しい笑みを浮かべるアランを、あたしは驚いて見上げたのだった・・・・・。


 「実は、これから人と会う約束をしているんだ」
 店を出ると、アランがそう言った。
 この人、あの喫茶店でも、今のブティックでももちろん外でも、かなり目立ってる。
 モデル並みにきれいな顔とスタイル、ブロンドの外人に、注目が集まらないわけがない。
 あたしはできれば、早いところこの人から離れたかったんだけど、こんな服まで買ってもらって、店を出たらすぐにさよならというわけにも行かない。
 どうしようかと思っていると・・・・・

 「牧野?」
 知っている声に振り向けば、ちょうどさっきまであたしがいた喫茶店の前に、類と静さんが並んで立っていた。
「まあ、牧野さん、久しぶり!すっかりきれいになっちゃって。見違えたわ」
「静さん!お久しぶりです!」
 慌てて頭を下げるあたしの横にいたアランが、おもむろに2人に向かって足を進めた。
「静!」

 ―――え?

 目の前で繰り広げられる光景に、あたしは驚いて言葉が出なかった。

 アランが静さんに駆け寄ったかと思うと、静さんの腰を引き寄せ、そのまま2人は口付けを交わしたのだった・・・・・。

 白昼堂々、人目もはばからず見せ付けられるラブシーン。
 しかもモデル並みの美男美女の組み合わせとなれば見るなというのが無理な話で。
 まるで映画のワンシーンのような光景に、あたしも暫し時を忘れていた・・・・・。


 「―――驚いた。アランが、静さんの恋人だったなんて」
 2人と別れ、あたしは類の車に乗せられていた。
「俺も驚いた。まさか牧野が彼と一緒にいるなんて」
「偶然なの。喫茶店で紅茶を飲んでてティーカップを持ち上げたとき、テーブルの横を通りかかったアランにぶつかっちゃって・・・・・。確かにスカートには染みがついちゃったけど、高いものじゃないし、別に良いって言ったんだよ。でも自分の気が済まないからって。律儀な人だよね」
 あたしの言葉に、類はちらりとあたしのほうを見て、ちょっと肩をすくめた。
「―――たぶん、偶然じゃないよ、それ」
「え・・・・・どういうこと?それ」
「静から聞いた。アランには、F4や牧野の話をよくしてたって。高校のころの写真も見せたことがあるって言ってたから、牧野を見ればわからないはずないよ」
 類の言葉に、あたしは目を丸くした。
「じゃあ、最初からあたしのこと知ってて・・・・?紅茶を零したのもわざと?」
「さあ、そこまではわからないけど。でも、すぐに気づいたと思うよ。牧野だってことは」
 あたしは口をあんぐりと開け・・・・・
 ぽすんと背もたれに沈んだ。
「やられた・・・・・。すっかり騙されちゃった。あたしのことかわいいとかきれいとか、うますぎると思った」
 ため息とともに呟くと、類が再びちらりとあたしを見た。
「・・・・・で、洋服とか、プレゼントしてもらって喜んでたの?」
「よ、喜んでたわけじゃないよ!ただ、どうしてもって言われて、断りきれなくて・・・・・」
「ふーん」
 再び、興味なさ気に前を向く。

 なんとなく、雲行きが怪しくなってきたような・・・・・

 「その服・・・・・」
 類が、またちらりとあたしの服に視線を送る。
「え?」
「アランが、選んだの?」
「あ・・・・・うん。あたしはあんなブティック慣れてないし、どれも高くて、好きなもの選んで良いって言われても、どれを選んだらいいかわからなくて・・・・・。だから、アランが」
「―――わかった」
 そう言うと、類は車を停めた。
「降りて」
 そう言って自分もさっさと車を降りる。
 あたしは慌ててシートベルトを外し、車から降りた。
「どうしたの?」
 類はどこか不機嫌そうな表情で・・・・・目の前の店を見た。
「ここに・・・・・用事?」
 若い女の子向けのブティック。
 さっきアランと入った店に負けず劣らず高級そうな洋服が並んでいた・・・・・。

 類はあたしの手を取り、さっさとその店へと入っていった。
「類?どうしたの?」
 いつもと様子の違う類に、あたしは戸惑っていた。
「・・・・・着替えて欲しいから」
「え?」
「その服・・・・・。あいつの選んだ服、いつまでも身につけてて欲しくない」

 そう言った類の瞳は、拗ねたようにあたしを見つめていた・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 やっぱりやきもちを妬く類君を書きたくなってしまいました。

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 -rui-

 淡いクリームイエローのミニワンピース。
 柔らかなシフォン素材のそれは牧野をいつもよりも女の子らしく、とてもかわいらしく見せていた。

 だけど、それが俺以外の男が選んだものだと思うと、平気な顔はしていられない。

 くだらないやきもちだってわかってても、もやもやとした気持ちをどうすることもできなかった。

 とりあえず、あいつの選んだ服をいつまでも着てる牧野をどうにかしたかった。

 「ねえ、だったらうちに戻れば服なんて着替えられるし―――」
 そう言う牧野の手を取り、店に入る。
「良いから、ここで好きな服選んで」
「そんなこと言われても・・・・・・」
「牧野が選べないなら、俺が選ぶ」
「類!」
 ぐいっと俺の手を引き立ち止まる牧野。

 俺はちらりと牧野を見て、そして小さく溜め息をついた。
「―――ごめん」
「どうしたの?らしくないよ?」
 戸惑った表情を浮かべる牧野を、俺はじっと見つめた。
「俺が、アランにやきもち妬いたらおかしい?」
 俺の言葉に、牧野が目を見開いた。
「アランは、静さんの恋人だよ?」
「わかってる。それでも、牧野がアランの選んだ服を着てるっていうのが気に入らないんだ。家に行くまで待ちきれない。ここで、着替えていこう」
 そう言って俺はまた、牧野の手を引いたのだった・・・・・。


 「―――満足?」
 あの店で買ったピンクのチュニックブラウスにホワイトデニムのショートパンツ。
 ワンピースよりもこっちのほうが活動的な牧野に似合ってると思うのは俺の勝手な思い込みかな。
「ん。かわいい」
 にっこりと笑って見せると、牧野はちょっと呆れ顔で、息をついた。
「こんな高い服じゃなくっても、もっと安いので十分なのに」
「言っただろ?それまで我慢できない」
 牧野の腰を引き寄せ、腕の中に閉じ込めた。

 海の見える公園で、俺と牧野は潮風に吹かれていた。
「すごく、かわいい」
 俺の言葉に、牧野の頬が染まる。
「ありがと・・・・・。すごく嬉しいけど。でもなんか悪い気がする」
「誰に?アランに?」
「それもだけど・・・・・類にも。こんな高い服・・・・・」
「これは、俺の我侭だから、俺に悪いなんて思う必要ないよ。アランには・・・・・俺もちょっと悪いかなとは思うけど。でもしょうがない」
「もう」
 困ったように俺を見上げる牧野の唇に、素早くキスをする。
「・・・・・意外と、独占欲強い?」
 照れ隠しのようにふざけてそう言う牧野を、逃げられないように腰を抱きながら俺は笑った。
「かもね。片想いが長かった分、独り占めしたい気持ちが強いのかも」
「服、ありがとう」
「どういたしまして。また、プレゼントさせて」
「理由もないのにもらえないよ。今日のは、特別」
「理由ならあるよ。俺が、牧野に着て欲しいんだ」
「無駄遣いはだめだよ」
 困ったように眉を寄せる牧野に。

 俺はあることを思いついて、牧野の耳元に囁いた。
「じゃあ、牧野が管理して」
「管理?」
「そ。俺が無駄遣いできないように・・・・・ずっと傍にいて、見張ってれば良いよ」
 意味がわからない、という風に首を傾げる牧野。

 しばらく俺がそんな牧野をじっと見つめていると―――

 突然それに思い当たったように頬を真っ赤に染め上げた。
「そ、そんなこと―――」
「今すぐじゃなくていい。だけど、俺はそうなりたいと思ってるから―――ゆっくりで良いから、考えておいて」
 牧野の瞳が揺れる。

 でも、戸惑ってるだけじゃないって思っても良いかな。

 牧野もきっと、俺と同じ気持ちでいてくれるって・・・・・。

 「好きだよ、牧野」
 
 もう何度目かの告白に、それでもその頬を薔薇色に染めて、牧野がはにかむ。

 「あたしも、類が好きだよ」

 チュッと、啄むようなキスを送る。

 「さっきから、みんな見てるよ」
 人目を気にし始める牧野に、俺はちょっと笑った。
「良いよ。牧野とだったら、誰に見られても構わない。―――それよりも」
「なに?」

 「―――もっと、キスしよう―――」


                           fin.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 付き合い始めたばかり、やきもちもキスも、新鮮な2人のお話でした♪

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