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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
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My flower 2 ~新蘭快平~

Category : novels(コナン)
 「あ、ねえねえ、新一君」
 教室に入ると、クラスメイトの園子が駆け寄ってきた。
「なんだよ、朝っぱらから」
 途端に顔をしかめる新一。
 実は、先日呼び出された事件が予想以上に長引き、今日は3日ぶりの登校。しかも昨日は家に帰れたのが夜中の3時過ぎ。3日間ろくに眠れず、それでも出席日数ぎりぎりの新一は休むわけにも行かずにこうして何とかやってきたわけだ。
「やあねえ、また寝不足?楽じゃないわねえ、名探偵も」
 ちっとも同情していない口調の園子に、新一は答える気にもなれずそのまま自分の席に向かおうとしたが・・・。
「あ、まってよ新一君!ねえ、服部くんと毛利さんが付き合ってるって本当?」
 この園子の言葉に、ぴたりと足を止める。
「――――今、なんて言った?」
 先ほどとは打って変わって低い声、鋭い視線の新一に、一瞬園子も怯む。
「え・・・だ、だから、服部くんと毛利さんが・・・」
「付き合ってる、だって・・・?」
「う、うん・・・」
「いつから!?」
「え、あの、毛利さんが転校してきた日・・・から、うわさが・・・・・」
 徐々に表情が険しくなっていく新一に迫られ、園子は自分の質問が失言だったことに気付いた。
 そんな新一の肩を、ポン、と誰かが叩いた。
 新一が振り向くと、そこには呆れ顔の快斗が。
「快斗・・・」
「なあにやってんだよ。園子に当たってどうすんのさ」
 そう言うと、快斗は顎で外に出るよう新一を促した。<


「どういうことだよ?」
 人気のない屋上に出ると、新一はいくらか落ち着いた口調で訊いた。
「どういうことも何も、ただの噂だよ」
 ひょいと肩を竦めながら、快斗は面白くもなさそうに言った。
「噂・・・」
「そ。新一がいなくなって、俺も先生に連れてかれて・・・校内を案内して回ったのは結局平ちゃん1人だった。あの2人が一緒に歩いてて、目立たないわけないだろ?」
 そういわれ、新一も漸く納得する。
「問題は、平ちゃんがその噂を否定しないことと、蘭ちゃんがその噂に気付いてないってことだよ」<
「気付いてないって・・・誰か蘭ちゃんに聞いたりしてないのかよ?」
「それが妙なもんでさ、平ちゃんのファンの子達なんか最初すんごい剣幕で来たんだよ。なのに、蘭ちゃん囲んで話し始めたとたん、毒気抜かれたみたいにおとなしくなっちまって・・・。あまりにも蘭ちゃんが素直なもんで、拍子抜けしちまったらしい。結局肝心なことも訊けずじまいで、あの園子でさえ蘭ちゃんに直接聞けないでいるんだぜ」
「へえ・・・すげえな」
「ま、今のところ、蘭ちゃんが平ちゃんを特別に意識してるってわけでもないみたいだぜ?」
 と言って、快斗はにやりと笑った。
「おい・・・何考えてる?」
「べ~つに。ただ、このまま平ちゃんにだけ良い思いはさせないってことだよ」
 その言葉を聞いて、新一もにやりと笑った。
「そりゃ、俺も同感。おめえにだって、遠慮はしねえからな」
「お互い様」
 そうして2人は、静かに火花を散らしたのだった・・・。


 一方、新一たちと入れ替わるように登校してきた平次は、自分の席につくとちらりと周りを見渡した。
 ―――なんや、あの2人はまだ来てへんのか。蘭ちゃんもまだや・・・珍しいなあ、いつもはよう来とるのに。
 と思っていると、教室の後ろの扉が開き、蘭が息を切らしながら駆け込んできた。
「はあ、間に合った!」
 大きく息をついた蘭に、園子が声をかける。
「大丈夫?寝坊?」
 親しげに話しかけてくる園子に、蘭もにっこりと笑い、
「あ、ううん、ちょっと寄り道してたら遅くなっちゃって・・・」
 と言ってぺろりと舌を出した。
 いたずらっ子のような仕草がかわいらしく、見ていた平次も思わず微笑む。
「蘭ちゃん、おはようさん」
 すかさず傍に来て話しかける平次。そんな平次に、園子はちらりと意味深な視線を投げかけるが、蘭は気付く様子はなかった。
「あ、服部くん、おはよう。―――あれ?黒羽君たちはまだ?」
「ああ・・・いや、2人ともかばんがあるから来とるみたいやな。どこ行ったんやろなあ、もうすぐ先生来てまうやんか」
 と言っていると、前の扉が開き、快斗と新一が入って来た。
「お、なんや2人揃ってどこ行ってたんや」
「ああ、ちょっとな。蘭ちゃん、久しぶり」
 平次を軽くいなし、蘭ににっこりと微笑みかける新一。めったに周りに見せることのない、思わずどきりとするような微笑に蘭の傍にいた園子でさえ頬を赤らめる。
「おはよう。事件、解決したのね。ご苦労様」
 こちらもまた、周りを魅了するような微笑を新一に向ける蘭。
 その笑顔を見て・・・・・

 ――――その笑顔見て、勘違いするやつが何人いるんだろう・・・

 と同時に考えてしまう3人だった・・・・・。

  「おい服部」
 ホームルームが始まり、各自席に着くと新一は前の席の平次に話しかけた。
「ああん?なんや」
 平次は少しだけ体を後ろにずらし、新一のほうを見ずに答えた。
「おめえ、蘭ちゃんが優しいのを良いことに、抜け駆けしてねえだろうな」
 その新一の問いに、平次はちらりと視線を後に向けたが、またすぐに前を向き、
「アホか。お前がおらんでもあの快斗がいるんやで。そう簡単に手ェ出せるわけないやろ」
 とそっけなく答えた。
「・・・どうだかな」
 まるっきり信用していない新一の声に、平次はぐるりと顔を後ろに向けると、
「あんなあ、あの娘はそう簡単には落ちひんねん!俺かて、工藤がおらんなんて絶好の機会、逃すつもりなかってんで!」
「服部くん!静かに!」
 担任の声にはっとして、平次はまた前に向き直った。
「・・・・・工藤も、覚悟しとったほうがええで」
「どういう意味だよ?」
「・・・ま、そのうち分かるわ」
 平次の言葉に、新一は首をひねったが・・・。
 ―――そういや、快斗も妙なこと言ってたな。
 先ほど教室へ戻るとき、快斗が言っていた言葉を思い出す。<

『それにしても、俺、蘭ちゃんみたいな子はじめてかも』
『初めて?どういう意味だよ?』
『・・・・・そのうち分かるよ』

 2人の言葉に首をひねりつつも、どうやらまだ蘭の心を射止めたやつはいないらしいとわかり、安心する新一だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 とりあえずここまで出来ました~
 残りはまたいずれ・・・

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