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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
*このブログは管理人個人によるファンサイトです。 原作者や出版社等とは何の関連もありません。
*あくまでも管理人の二次世界の小説ですので、人によってはイメージに大幅なずれがある場合もございますのでご注意ください。
*閲覧については自身の責任においてお願いいたします。
*このブログについての誹謗中傷・クレームなどの書き込みはおやめください。
*このブログの無断転載複製を禁じます。
*万が一このブログをお読みになって不快感を感じられたとしても責任は負いかねますのでご了承ください。

あなたを想いながら ~君に届け・風爽~

Category : 君に届け・二次~風爽~
「あの浴衣、黒沼が縫ったんだって」

翔太の言葉に、爽子の頬がぽっと染まる。

「う、うん」

「すごいね。あんなことも、できちゃうんだ」

「い、意外と簡単で―――すごく、楽しかったし・・・・・」

翔太のことを想いながら。

一針一針、想いを込めながら縫った。

冬に帽子を編んだ時みたいに。

すごく、幸せな気持ちだった―――

「―――俺も、今度何か作ろうかな」

「え―――」

「黒沼のために」

「わ、わたし?」

「うん。黒沼の喜ぶ顔が、見たいから―――」

照れくさそうにえへへと笑う。

でもその顔が見れただけで。

わたしは嬉しいんだよ。

2人で歩く帰り道。

ちょっと寒い風が吹く中で。

2人の周りだけは春のように暖かかった・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 たぶん、隣からこんな会話が聞こえてきたら猛ダッシュで逃げてますね。
 聞いちゃいらんないって。

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秘密の花園 vol.9 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 F4との結婚話に、なんでだか知らないけどF4の方が乗り気で。

 あたしの方は今まで考えもしなかったこの状況に、まだ頭がついていかない。

 考えをまとめるために、広い庭をぶらぶらしていると。

 「あ―――パパ」
 庭の真ん中に作られた大きな池の中央に、浮かぶように作られた東屋。
 その中でパパが何やら雑誌を広げていた。
「つくしか。どうした?」
「ちょっと、ぶらぶらしてた。パパこそどうしたの?今日って仕事は?」
 あたしの言葉に、パパは頭をポリポリとかいた。
「うん、それが―――休暇をもらったんだ」
「休暇?どうして?」
「実は、ママが菅野家の人間だったことがいつの間にか知れ渡ってて。パパの所属を変えようっていう話になったらしい」
「へえ」
「だけどその人事がなかなか大変らしくって・・・・・その調整に時間がかかりそうだからしばらく休んで欲しいって言われたんだ」
「え・・・・じゃあ、いつまで休みなの?」
「さあ」
「さあって」
「決まったら連絡くれるって言ってたよ」

 何とも暢気というか。

 こんな調子だから今まで昇進とか縁がなかったんだと思うんだけど。

 だけど、菅野家の人間だというだけで、こうも環境が変わってしまうのかと思うと恐ろしい気もしてきた。

 「―――パパ、あたし、まだ結婚なんて言われても全然現実味ないんだけど・・・・・やっぱり決めなきゃいけないのかな」
 パパはちらりとあたしを見て―――
 それから、ポンポンとあたしの頭を撫でた。
「つくしは、つくしの思ったようにすればいいよ。結婚は、一生の問題だからね。焦って失敗するようなことがあっちゃいけないと思うし。菅野家も大事だけど―――つくしの将来は、もっと大事だよ」
「パパ・・・・・」

 思わず、涙が溢れてきた。

 「パパ、大好き」
 ギュッと抱きつくと、照れたように頬を染めるパパ。
「パパもつくしが大好きだよ」
 そう言って頭を撫でてくれるパパの手が優しくて。
 このまま、ゆっくりと時が流れていって欲しいと、そう思った・・・・・


 だけど、現実はそうもいかない。

 翌日から、進は英徳の中等部に編入することになった。

 そしてあたしが菅野家の人間であることも学校中に知れ渡ることとなり。

 周りの、あたしに対する態度が豹変したのは言うまでもない。

 あたしに意地悪していた女たちも、それから先生たちまで。

 みんながにこにこと、気持ち悪いくらいの愛想笑いを浮かべて近づいてくるのだ。

 その状況の変化に耐えられなくなったあたしは授業を抜け出し、非常階段へと向かった。

 そして、そこにはいつものように先客が―――。
「やっぱり来た」
 花沢類が、あたしを見てにこりと笑う。
「やっぱりって、なんで?」
「そろそろ来るころだと思ったから」
 あたしの気持ちを見透かしたように笑みを浮かべて言う類に。
 照れくさくなってちょっと睨みつける。
「何よ―――だって、みんな手のひら返したように態度違うんだもん。気持ち悪くって」
「そんなもんでしょ。特にここの人間は―――。でもよかった」
「何が?」
「牧野が、変わらなくて」
 ふっと微笑み、あたしを見つめる。
 そのビー玉のように透き通った瞳に、いつもながらドキッとしてしまう。
「な、なにそれ。変わるわけないじゃん」
「うん。牧野は、絶対変わらないだろうなって思ってたけど―――。逆に、反発して家を飛び出したりするかもって思ってた」
 くすくすと楽しそうに笑う類。
 あたしってどんな印象よ。
「しないよ、そんなこと。家族みんながあそこにいるのに―――。それに、お祖父さんもお祖母さんも、あたしは好きだし。まだそれほど話もしてないけど―――それでも、あの人たちがうそつきじゃないってことはわかるよ。きっと、ずっとママのことを心配してたんだろうなって。それにママも、意地張ってるけど、きっと戻りたいって思ってたんだろうなって―――。だからパパも黙ってるんだと思うし」

 あたしの結婚の話に、ママは『あなたの好きにしなさい』とだけ言ってくれた。
 
 菅野家の将来のことを考えればF4との結婚という話にも賛成だけれど。

 自分がパパと駆け落ちした時のことを思うと、無理強いすることはしたくないと思ったのかもしれない・・・・・。

 そんな風に勝手に解釈したあたしは、あたしの気持ちを尊重してくれた両親のためにも、真剣に考えてみようかと思ったのだ。

 F4の誰かと結婚するということを―――。

 「―――牧野は、司を選ぶのかと思ってたけど」
 花沢類の言葉に、はっとする。
「道明寺のことは―――嫌いではないけど、結婚なんて冗談じゃないって思ってたから。あの家に嫁ぐなんてあたしには無理って」
「でも、状況は変わったでしょ」
「まあね。でも―――あいつとの結婚生活なんて、やっぱり考えられない」
「じゃあ俺は?」
「え?」
 あたしは驚いて、類を見上げた。
 ビー玉のような薄茶の瞳が、あたしを見つめていた。
「俺とだったら―――考えられる?」

 その言葉がどういう意味なのか。

 その瞳からは類の気持ちまで読み取ることはできなくて。

 あたしはすぐに答えることができなかった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いよいよGWですね。
 いろいろ忙しくなってしまうのでお休みすることが多くなるかもしれませんが―――
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恋心 66 ~花より男子・あきつく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
「何拗ねてんだよ」

「別に」

美作さんが溜息をつく。

わかってる。

美作さんは悪くない。

あたしが拗ねてるだけだって。

でも。

だって。

これだけは、譲りたくなかったから。

「―――こいよ」

突然美作さんがあたしの手を取り引っ張った。

「な、何よ?」

「いいから来いって」

ずんずんとあたしの手を握ったまま歩いていく美作さん。

無理やり振りほどくのもどうかと思って仕方なくそのまま引っ張られていく。

そして、着いた先は―――

「―――乗って」

「え―――これって・・・・・」

あたしの目の前には、真っ赤な車。

「今日届いたばっかりの、俺の車」

そう言って、美作さんは助手席のドアを開けた。

「―――この車の助手席には、お前しか乗せないから」

「―――気付いてたの?」

「当然。お前はわかりやすいから―――けど、あの車は2人乗りだから仕方ねえだろ?」

「わ、わかってるよ」

雨が急に振り出して。

傘を持っていなかった桜子を家まで送ってやったと言っていた。

それは昨日のこと。

あの車には2人しか乗れないから。

当然桜子は助手席に座ったわけで。

仕方なかったってわかってるけど、いやだった。

だって、助手席は恋人の席。

あたしの―――席だから。

「ま、お前がそんな顔すんのも俺の前だけなら、それはそれでいいけどな」

そう言ってにやりと笑う美作さんが眩しくて。

あたしは火照った頬を両手で覆った―――。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ようやく手の怪我の方も治ってきました。
 ご心配かけて申し訳ありませんでした。
 励ましのコメント、すごくうれしかったです!
 ありがとうございました!

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秘密の花園 vol.8 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 「信じらんない!いきなり結婚だなんて!」

 仕事があるからと屋敷を後にした祖父母の姿が見えなくなると、あたしはそう言って頭を抱えた。

 「自分たちの年を考えたら、のんびり待ってられないってことだろ?」
 美作さんが言うと、西門さんも頷いて。
「後を任せるにはそれなりの人物じゃないと。予想通りだな。俺たちの誰かと結婚して、企業提携する。菅野にとっても俺たちにとってもプラスになるってわけだ」

 お祖父さんの話は西門さんの言っていた通りだった。

 菅野家にとっても、F4にとってもプラスとなる話。

 でも、それができるのは祖父母が健在である今しかない。

 70を過ぎてると言ってもまだまだ元気ではあるけれど。

 やはり寄る年波には勝てず、最近は物忘れするようにもなって来たんだとか。

 体力的にも若いころとは比べ物にならない。

 それでも、今ならまだ権力をふるうことができるから。

 今のうちに、後継ぎを決めてしっかりと引き継ぎをしておきたい―――

 そういう考えなのだと、お祖父さんは言っていた。

 「でも、結婚なんていきなりすぎて―――」
 そう言うあたしに、お祖母さんは微笑んで言った。
「もちろん、つくしに無理強いすることはできないと思ってるわ。あなたはいくらお金を積まれたって人のいいなりになるような子じゃないものね。だから―――結婚はあなたの意思に任せるつもりよ」
 その言葉に、あたしは首を傾げた。
「じゃあ・・・・・無理に結婚しなくてもいいということですか?」
「そうね。でも―――本当に誰かと恋に落ちて、この人なら結婚してもいいと思うようになった時は―――この菅野家を継ぐ決心もしてほしいの」
「それは、つまり―――俺達次第ということですか?」
 西門さんの言葉に、お祖母さんは頷いた。
「そうです。あなたたちがつくしのことを本当に愛して―――つくしにも愛されることができれば、この菅野家の未来につながる。つまり、菅野家の未来はあなたたちにかかっているということです」

 菅野コンツェルンなんて、跡継ぎなんて知らない。

 そんなことは言っていられなくなった。

 「俺は構わねえぜ」
 そう言ったのは西門さんだった。
「は?」
 キョトンとするあたしを見て、にやりと笑う。
「最近お前、意外といい女になってきたしな。つまんねえ見合いして面白みのない女と結婚させられるよりは、お前みたいな手応えのある女の方がいいし」
「な―――何言ってんのよ!冗談じゃない!何十人も愛人作るような夫、絶対に嫌だから!」
「そうとも限らないぜ?俺だって本気で惚れればその女以外手ぇ出さねえって自信はある」
「それは信じられない」
 あたしの言葉に花沢類と美作さんが噴き出す。
「俺は総二郎と違って一途だぜ?」
 美作さんの言葉に、ぎょっとする。
「ちょっと、美作さんは年上が好きなんでしょ?」
 しかも10以上上じゃないとだめだって聞いた。
「まあな。けど、お前はその辺の女とは違うから―――最近ちょっと気になってたんだよな」
 本気とはとても思えない2人の言葉に戸惑っていると、さっきからずっと黙りこんでいた道明寺が―――
「おい、てめえら!俺の存在忘れてんじゃねえぞ!牧野の相手だったら、俺以外にはいねえだろうが!」
「やめてよ!跡継ぎだったらなおさら、あんたと結婚なんかしたらどうなるか―――!」
「どういう意味だよ!」
「言葉どおりの意味よ!あんたと結婚なんて、冗談じゃない!」
「じゃ、牧野は誰ならいいの?」
 そう言ったのは花沢類だ。
 一番興味のなさそうな顔して、話にも全然入ってこなかったんだけど」
「誰って―――そ、そんなの、考えたこと―――」
「ないの?本当に?」
 じっとあたしを見つめるビー玉のような瞳。

 この目には弱い。

 なんでも見透かされてるみたいな。

 「だ、だって、急にあたしもセレブの仲間入りって言われたって、実感わかないし!ましてやあんたたちと結婚だなんて―――あり得ない!」
「ふーん。でも、牧野だって女なんだから理想の結婚とかあったんじゃないの?」
「理想の―――結婚・・・・・?」

 そりゃあ、あたしだって女の子だもん。

 いつかすてきな人と出会って、恋をして、結ばれる―――

 そんな理想がなかったわけじゃない。

 セレブじゃなくたっていい。

 あたしを心から愛してくれる、そんな人といつか出会えるって。

 だけど―――

 「言ってみればこれって政略結婚でしょ?少なくとも、そんなのあたしの理想なんかじゃないよ」
 あたしの言葉に、4人がちらりと視線を交わす。
「だけど、婆さんも言ってたじゃん。お前の意思に任せるって。本気で恋愛するんなら、政略結婚でも関係ないんじゃん?」
「それは―――確かにそうだけど」
「とにかく、お前の結婚がこの家の将来を左右することは事実だ。言っとくが、今更逃げ出すことはできないぜ」

 西門さんの言葉に、ごくりと唾を飲み込む。

 この家の人間になった以上、逃げられない運命。

 あたしはこの時初めて、F4という最強のセレブ達の実情というものを、垣間見た気がした・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ちょっと、試行錯誤しながら進めているので途中で過去のお話に修正を加えることがあるかもしれません。
 原作とはたぶん進み方とか違ったものになっているかと思います。
 あと1年でF4が卒業―――という時期だと、つくしの心境的にもちょっと違うかなと。
 このお話ではあくまでもつくしのF4に対する感情に差がないところから始まります。
 まあちょっと類は特別かな?とは思いますが―――


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恋心 65 ~花より男子・類つく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
「類、顔色悪くない?」

いつもの非常階段。

先に来てた類は、ちょっとだるそうに目を閉じていた。

「いや―――別に、なんともない」

「そう?でもなんか元気ないし。風邪ひいてるんじゃないの?大丈夫?」

「心配してくれんの」

「当たり前でしょ?どうしたの?」

なんだか元気がない。

普段からそんなにアクティブな方じゃないって知ってるけど。

心配。

「―――じゃ、こっち来て」

手招きされて、あたしは言われたとおり類の傍に行く。

「わっ?」

突然手を引っ張られ、類の腕の中に倒れ込む。

「ちょっと、何―――」

「少しの間でいいから、こうしてて」

甘い声が、耳元に響いて。

ドキドキしてしまう。

「る、類―――?」

「牧野が―――こうしてくれてたら、元気出るよ」

「ほ、ほんと?それなら―――」

類のためなら。

でも、あたしの心臓の音が類に聞こえてしまいそうで。

これじゃ、あたしのが身が持たない気がする。

「―――キスしていい?」

「へ―――!?」

突然、何を言い出すかと思えば。

「キスしてくれないと、なおんない」

「なおんないって、何かの病気―――」

上を見上げた瞬間、唇を塞がれる。

触れるだけじゃない。

深いキスがあたしの胸を熱くする。

「―――なおった・・・・・?」

何の病気だか知らないけど。

「―――まだ、足りない―――」

「何が―――?」

「牧野が―――」

そうして、また唇が重ねられる。

何度も甘いキスをして。

頭がぼ―っとしてきて。

これじゃ、あたしの方が病気になっちゃいそう。

「もっと―――牧野が欲しい」

ビー玉のようなその瞳であたしを見つめて。

「牧野じゃないと―――だめなんだ」

とろけそうに甘い声で囁いて。

「好きだよ―――」

しっかりと抱きしめて。

あたしを、離さないで―――


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 すいません、実は右手を怪我してしまいまして。
 長時間キーボードを打ち続けるのは難しい状況です。
 しばらく亀更新になるかもですがご理解くださいませ。

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恋心 64 ~花より男子・総つく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
ちょっとした出来心だったんだけど。

「何怒ってんだよ」

「怒ってなんかないよ」

こんなに怒らせると思ってなくて。

自分でしかけたことなのに、ちょっと焦ってる俺。

「怒ってんじゃねえか。ここんとこずっと、俺のこと避けてんだろうが」

「避けてなんか―――。西門さんの、気のせいだよ」

「だったらこっち見ろよ」

「いや」

即効拒否するあいつにむっとしてその手首を掴み、無理やりこっちを向かせる。

「はっきり言えよ、俺が他の女といたのが気に入らねえんだって」

「そんなこと、思ってないし」

プイと横を向いてしまう牧野。

やきもちを妬かせたくて。

わざと女といるところを見せ付けたのは俺。

なのに、こんな状態になってそれを死ぬほど後悔してる。

俺が見たいのは、こんな顔じゃない。

「―――西門さんが、誰といたって、そんなの関係ない」

牧野の言葉が、刃のように俺の胸に突き刺さる。

「西門さんにとって―――あたしは、単なる友達でしょ」

―――は?

「そんなこと、わかってるから―――」

「お前―――何言ってんの?」

てか、こいつ―――

「わかってるから、あたしのことなんて気にしないで、女の子と遊んでても―――」

「待て、お前、泣いてんの?」

必死に顔を背けようとする牧野の目に、光るものが見えた。

もしかして―――

「俺―――もう、誰とも付き合ってねえんだけど」

その言葉に、牧野がきっとおれを睨みつける。

「うそ!なんでそんなウソつくの、あたしのことからかって―――」

「お前こそ、何でわかんねえんだよ!」

思わず怒鳴りつけてしまう。

牧野の肩が、びくりと震える。

そんな牧野を思い切り抱きしめて。

「俺が、女として見てるのはお前だけだって―――」

「―――え?」

「あんな女、なんとも思ってない。偶然あそこで会っただけ。お前があそこに来るのわかってて―――嫉妬させようと思ったんだよ」

「嫉妬―――あたしを?」

「お前に妬いて欲しかった。俺のこと好きだって、言って欲しかった。俺には―――お前しか見えてない」

「―――嘘」

「じゃないから。ごめん、泣かせるつもりじゃなかった・・・・・」

そっとその顔を両手で包みこみ、間近に見つめる。

涙で潤んだ瞳が俺を見上げて。

「―――信じてもいいの?」

「信じろよ。もう―――お前が傍にいない日なんて、考えられねえんだ」

その瞬間、零れおちる涙。

頬に流れるそれを唇で掬って。

そっとキスをする。

少ししょっぱいキスの味。

だけど生まれて初めて。

一番好きな子と、キスができた―――。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 総ちゃんの頭の中はつくしでいっぱい―――ってとこかな?

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秘密の花園 vol.7 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 疑問に思ったことは聞いてみればいい。

 そうだ。

 あたしは昨日からあの大邸宅に住んでいるのだから帰ってから本人に聞いてみればいいんだ。

 そう思って、あたしは学校を後にしようとして―――

 「お迎えに上がりました。つくしお嬢様」
 黒光りするリムジンの前で深々と頭を下げたのは、あの日あたしを菅野邸まで連れていった、あの男性だった。
「ええと―――石田さん、でしたっけ」
「石田とお呼びください、お嬢様」
「い、石田―――あの、あたしは1人で帰れるから迎えなんて―――」
「そういうわけには参りません。あなた様は大事な菅野家の跡取り様でございます。誘拐などされる可能性も十分ございます」
「誘拐―――」

 ―――考えたこともなかった・・・・・。

 「菅野コンツェルンの人間だったら当然の話だろ」
 突然聞こえてきた声に驚いて振り向けば、そこにはF4が立っていた。
「まったく、お前がセレブだなんて世も末だぜ」
 西門さんの言葉に、他の3人も大きく頷き―――
 あたしはむっとして4人を睨んだ。
「うっさいな。別にあたしセレブになんかなりたくないし!大体なんであんたたちがここに―――」
「俺らも呼ばれてるんだよ」
 美作さんの言葉に、あたしは驚いて目を見開く。
「西門様、美作様、道明寺様、花沢様にはもう1台車を用意してございますので、そちらにお乗りください」
 石田はそう言うとリムジンの扉を開け、あたしを促した。
 仕方なくそこから乗りこむと―――
「あれ、進?あんたも乗ってたの」
 何となく居心地が悪そうに、広い後部座席の端っこに進が身を縮めて座っていた。
「迎えに来られたから―――。けど、目立っちゃってしょうがないよ」
「だろうね。普通の学校じゃリムジンのお迎えなんてあり得ないもんね」
「そうそう、それでさ、今朝ママからちらっと言われたんだけど」
「何を?」
「俺、転校するかも」
 その言葉に、あたしは驚いて目を見開いた。
「は?どこに?」
「英徳の中等部に行かないかって。その方がセキュリティー的にも安心だし、姉ちゃんと一緒に行けるから送り迎えもしやすいって」
「マジで・・・・・?なんか―――生活環境が急激に変わりすぎて、頭の方がついていかないんだけど」
「俺も」
 そしてあたしたちは、2人そろってため息をついたのだった・・・・・。


 あたしとF4は、家に着くとすぐに昨日祖父母に会ったあの大広間に呼ばれた。

 道明寺家に負けない超高価な調度品で揃えられた天井の高いその広間は、そこだけで今まで住んでいたアパートの何倍もの広さがあった。

 その部屋に無造作に置かれたふかふかのソファーに座らされ向かい合ったソファーに腰掛けた祖父母が、あたしを見て微笑んだ。
「お帰り、つくし。学校は楽しいかい?」
 祖父の菅野詠太の言葉に、あたしは緊張しながら頷いた。

 白髪の老紳士。

 どこにでもいそうで、そうじゃない。

 その威厳と何とも言いようのないオーラが、さすがというべきか、大財閥の会長なのだということを知らしめているようだった。

 「それはよかった―――。つくしには、いい友達がいるようだね」
 そう言って、お祖父さんがF4に視線を移す。
 4人が、軽くお祖父さんに会釈をする。
「まあ、友達と呼べるようになるまでにはいろいろとあったようだが―――おかげでつくしがどんなに素晴らしい子か私たちにもよくわかったよ」
 意味深な笑みを浮かべるお祖父さんに、F4は一様にぎくりとした様子を見せ―――ちらりと目を見かわした。

 そうか―――。

 全部調べて、知っているんだ。

 あたしがF4にいじめられていたことも、あたしが宣戦布告したことも、その後のことも―――

 「今更、その時のことをとやかく言うつもりはないよ。今までわたしたちはつくしたちの置かれている状況を知りながら、なんの手助けもしてこなかった。それを考えれば―――わたしたちに君たちを非難する権利などないからね。ただ、つくしがわたしたちにとって大事な孫であることは事実なんだよ。それは、理解していただけるかな?」
 にこやかにそう言うお祖父さんに、F4は戸惑いを見せながらも頷いた。
「そこで―――君たちに頼みがある。わたしたちなりに調べ・・・・そして考えた結果の答えだ。それを踏まえた上で聞いて欲しい」
 そのお祖父さんの言葉の後、それまで黙っていたお祖母さんが口を開いた。
「あなたたちが高校を卒業するまで―――あと1年の間に、誰がつくしの夫になるか、決めて欲しいのよ」

 一瞬の沈黙。

 それを破ったのは―――

 「な―――何言ってんの!?何であたしがこいつらと―――!」
 あたしは思わず立ち上がり、2人に詰め寄った。
「あら、つくし、まだこの4人が嫌いなの?もうすっかりお友達になったと思っていたけれど」
 にっこりとおおらかに微笑むお祖母さんに。
 あたしはうっと詰まる。
 確かに、今じゃあすっかり仲間って感じで一緒に行動することが多くなったF4だけど―――。

 でも、それとこれとは話が別!

 「で、でも夫だなんて!こいつら―――いえ、この人たちだってみんなジュニアで自分の実家を継ぐことに―――」
 あたしの言葉に、お祖父さんが頷いた。
「ああ、もちろんわかっているよ。だから、婿にとは言わん。だが―――この菅野コンツェルンを残していくためには君たちの力がどうしても必要なんだ」
 その言葉に、F4は再び顔を見合わせた。
「それは、どういう意味ですか?」
 美作さんの言葉に。

 お祖父さんは、静かに口を開いた―――。

 「菅野コンツェルンの未来は、君たちにかかっているということだ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 結構悩みながら書いてます。
 たま~にお休みしながら・・・・・のんびり楽しんでくださいね♪

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恋心 63 ~花より男子・あきつく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
強引に抱きしめられて、あたしは戸惑った。

今までの彼に対するあたしの認識と違いすぎるんですけど?

「あの―――美作さん?」

「何」

「どうして―――こんなことするの?」

「―――それ、言わなきゃわかんねえ?」

「そりゃ―――だって―――美作さんがこんなことする理由なんてあたし―――」

「たとえば」

「へ?」

「俺がお前のことを好きなんじゃないかとは、思わない?」

あまりに驚いて。

言葉が出てこなかった。

美作さんがあたしを?

そんなこと、考えたこともなかった。

どうしよう。

なんか、嬉しいんだけど。

「―――悪い」

不意に、美作さんがあたしから離れる。

「え―――?」

「困らせたかったわけじゃない。今のは―――忘れろ」

「忘れろって―――」

「お前の気持ちはわかってるから。だから―――今まで通り友達でいてくれればいい。変に意識されたりするとこっちも気まずいし」

何、それ。

あたしの気持ちはわかってるって、どういうこと?

あたしの、何をわかってるの?

「もう帰れよ。これ以上ここにいると俺も何するかわかんねえぞ」

それでも、あたしは動かずにいて。

美作さんが、イライラとあたしを振り返る。

「何してんだよ?帰れって!」

「いや」

「は?」

「そんな風に一方的に自分の言いたいことだけ言って、あたしの気持ちは無視するの?」

「な―――何言ってんだよ?」

「美作さんが、あたしの何を知ってるの?」

「おい―――何怒ってんだよ」

「怒ってるんじゃない!あたしは―――」

「牧野・・・・・?」

気づいたら、頬を涙が伝ってた。

驚いてあたしを見つめる美作さん。

だって、悔しくて。

いつもいつも人に気を使って。

1人大人な顔して一歩引いてみんなを見てて。

そんな彼をいつの間にか目で追ってるあたしがいて。

でも今まで気づかなかった。

あたしにとって彼が特別だってこと。

そんな自分が、悔しくて―――。

「おい、牧野―――」

心配そうにあたしの顔を覗き込む美作さんのシャツを、グイっと引っ張った。

「お―――っ!?」

勢いに任せて、唇を重ねる。

だって、どう言ったらいいかわからなかったから。

もう、行動でわかってもらうしか、ない―――。

―――大好き―――



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 何作目かのあきつくの続きっぽい―――かな?
 あきつくは短編が書きやすいです。

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秘密の花園 vol.6 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 「菅野コンツェルンは道明寺財閥と肩を並べるほどの大財閥だ。それは知ってるだろ?」
 西門さんの言葉に、あたしは頷く。
「―――一応」
「ただ、あそこは後継ぎの問題があって―――今の会長の甥が後を継ぐって話だったんだけど、昔から体が弱いのと結婚もしてないってことでその辺が微妙だった」
「―――こないだ、亡くなった人だよね」
 ママの、従兄弟だって言ってた人だ。
「ああ。―――で、一時期菅野家が養子をとるんじゃないかって話があったんだ」
 その後を引き継ぐように、美作さんが口を開く。
「最初はその甥の嫁探しだって話だったんだけど、どうにも体が弱くて子供を作るのは無理そうだって言うんで―――噂で、候補に挙がってたのが俺ら4人だ」
「ええ?F4が?だって―――」
 養子ったって、F4はF4で自分の家の跡継ぎなはずだ。
 そんなこと―――
「F4の評判をどこかで聞きつけたらしい会長が、一時的にでもF4の誰かを菅野家の人間にして後継ぎを作るつもりなんじゃないかって噂だった。で―――実際にはそんな話なかったんだけど―――先月、菅野家主催のパーティーに俺らが招待されたんだ」
「菅野匠―――会長の甥の誕生日パーティーのはずだったんだけど、当の本人は入院中で欠席。妙な空気の漂うパーティーでさ。会長が俺ら1人1人に話しかけてきて―――まるで試されてるみたいな感じだった。だから俺らもその噂が本当なのかって疑ったほどだ」
 西門さんの話を聞きながらも―――
 あたしは首を傾げた。
「それで?あたしが菅野家の人間だったからって、それがあんたたちにどう関係してくるの?」
 その言葉にF4は顔を見合わせ―――
 美作さんが、ちらりとあたしを見た。
「これは俺らの予想だけど―――つまり、会長は俺らをお前の花婿候補にしてるんじゃねえかって思ったんだ」
 その言葉に、思わずぎょっとする。
「はあ!?花婿!?」
「そ。甥の病状が悪化して―――後継ぎ問題がますます深刻化してきたとき、当然駆け落ちした実の娘の存在が浮上するだろう。本気になって調べりゃあ、なんだってわかるはずだ。まあたぶん、それまでわかってても連れ戻さなかったのは会長自身の意地もあったんだろうよ。で―――重要なのはお前たち姉弟―――孫たちのことだ。娘の旦那の今までの仕事ぶりを見れば、後継ぎとしてふさわしいかどうかってのはすぐに判断できる」
「―――パパじゃ無理ってこと?」
「ま、そうなるな。駆け落ちまでしたんだ。無理やり別れさせるようなことをすれば娘が反発して戻ってこないことはわかってる。そこで、2人のことは認めることにして―――その子供たちに、希望を託そうとしたってところじゃねえかって、これは俺らの考えだけど」
「あたしと、進に?だったら、進は男なんだし進に―――」
「ところがそうはいかねえ」
 あたしの言葉を遮ったのは西門さんだ。
 さっきから、話をしてるのは美作さんと西門さんだけ。
 花沢類はじっと聞いてるだけで、道明寺は―――あんまりわかってないのかもしれない・・・・・。
「会長夫婦と会ったなら、わかるだろ?もう2人とも70を超えてる」
「―――うん」
「お前の弟はまだ中学生だ。その弟の成長を待って跡継ぎとして育てるには時間が足りねえ。下手すりゃ弟が成人を迎える前にお迎えが来るってことも考えられる」
「ちょっと、縁起でもないこと言わないでよ」
「けど、事実だぜ。当然会長はそのことを考えたはずだ。菅野コンツェルン存続のため―――菅野家存続のためにはお前ら2人の結婚がキーポイントになってくるんだ」
「あたしたちの―――」
「そうだ。だとすれば、残るはお前。お前は女だから、当然婿をとることになるよな。で、問題はその婿が誰かってことになる。菅野家の跡継ぎとしてすぐにでも家を任せられるような―――そんな人間が必要だ。で―――幸か不幸かお前はこの学園にいて、そのすぐ身近な存在としてF4がいる。そうなりゃあ答えは簡単だ。お前の婿として、俺らの中の誰かを後継ぎにすりゃあいいってな」
「ちょ、ちょっと待って―――頭がついていかない」
 あたしは頭を抱えた。
 
 昨日、ママが菅野コンツェルンの会長の娘だったって事実を知って。

 もうそれだけでいっぱいいっぱいになってたのに。

 今度は、あたしの婿?

 しかもそれがF4?

 あり得ない。

 そんなこと―――

 「パニックになってる場合じゃないぜ。これはおそらく会長の頭の中ではすでに決定事項として進んでる話だ。だからこそ、甥が亡くなる1ヶ月も前に俺らに会ったんだ。その時からもう計画は動き始めてる。お前が菅野家の人間だったって聞いて―――ようやくパズルのピースが見つかった気がした。これで辻褄が合うんだよ」

 西門さんの言葉に

 それでもあたしはまだ理解できなかった。

 あたしの婿に、F4?

 自分が菅野家の人間だったってこともまだ信じられないのに。

 こんなこと―――

 すぐに受け入れられるはずがない。

 それでも―――

 確かに、あたしの周りでは何かが急激に変わり始めていたんだ・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ありきたりかな。
 でも、最初からなんとなく考えていたのはこんな話です。
 まあいつもながら詰めが甘いというか、不自然なところもあるかと思いますが、気楽に、お楽しみいただければいいかな~と思います。

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秘密の花園 vol.5 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
「牧野!ちょっとこい!!」

学校に着いた途端、西門さんと美作さんに捕まり、ずるずる引きづられて行く。

「お前、菅野コンツェルンの人間だったって!?」

裏庭には道明寺や花沢類も揃っていた。

F4の視線が突き刺さる。

「マジなのか!?」

勢い込んで迫ってくる西門&美作に、あたしは思わず後ずさる。

「し、知らない―――」

「知らないわけねえだろ?どういうことか説明しろよ!」

西門さんに腕を掴まれ、逃げ場を失う。

「説明って―――ただ、ママの実家が菅野家だったってだけで―――あたしは本当に何も知らなかったんだから」

「マジ―――なんだな」

そう言って美作さんが溜息をつく。

「―――何よ、何でみんなそんな顔するの?別にあたしがどうだって、あんた達には関係―――」

「あるんだよ、大いにな」

西門さんの言葉に、あたしは首を傾げる。

「どういうこと?」

その言葉に。

F4は顔を見合わせ、難しい顔で黙り込んでしまったのだった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 大したことは考えてないんですが。
 さてこの先どうしましょうか・・・?

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バラ色の唇 ~君に届け・風爽~

Category : 君に届け・二次~風爽~
「風早~!!」

自分を呼ぶ声に振り向くと、そこには爽子を肩車している千鶴の姿。

慌てて駆け寄る。

「黒沼?どうしたの?」

「さっきの体育の授業で転んじゃってさ~。保健室連れてってやってくんない?あたしピンに用事頼まれちゃってるからさ」

「わかった。黒沼、大丈夫?」

「う、うん、あの、ちょっとすりむいただけでたいしたことないから―――」

「ダメ!ちゃんと消毒してもらわないと、バイ菌入ったら足腐るよ!」

千鶴の言葉にぎょっとする爽子。

「ええ!?」

「吉田、脅かし過ぎ。とにかく保健室行こう。消毒ぐらいしておかないと」

「う、うん・・・・・」


保健室には、誰もいなかった。

薬品の並ぶ戸棚にも鍵がかけられていたが、絆創膏や消毒液などは、手前の机の上に乗っていた。

「黒沼、そこ座って。消毒するから」

脱脂綿に消毒液を染み込ませ、爽子の擦りむけてしまった膝に当てる。

「っ―――」

「ごめん、しみるよな?」

「う、ううん、大丈夫・・・・ありがとう、風早くん」

ふと見上げると、そこには至近距離の爽子の顔。

微かに潤んだ瞳と紅潮した頬に、どきりとする。

慌ててまた下を向き、消毒した傷口に絆創膏を貼る。

「―――ありがとう」

「いや、これくらい―――。歩ける?教室戻ろうか」

「うん、大丈夫。次の移動教室、遅れちゃうかな・・・・・・ごめんなさい、わたしのせいで」

「気にするなよ。それより、他に痛いところない?少し休んでいく?」

その言葉に、首を横に振る爽子。

「大丈夫、本当に大したことないから―――。ありがとう、風早くん」

そう言ってにっこりと微笑んだその顔が。

見惚れるくらいきれいで―――

気がついたら、その手を掴んでた。

「―――風早くん?」

不思議そうに自分を見上げる爽子。

その瞳に、自分だけが映っているのが嬉しくて。

少し、独り占めしたくなったのかもしれない。

「どうし―――」

その手を引き寄せて。

バラ色の唇に、そっとキスをした―――。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今月の別マは初々しい2人の初デート♪
 爽子ちゃんが可愛かったなあ♪

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恋心 62 ~花より男子・総つく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
「明日、ひま?」

さりげなく牧野に聞いてみる。

牧野は目を瞬かせながら、俺を見上げる。

「ううん、明日はバイトがあるから。何?用事?」

「いや―――暇なら、どっか行こうかと思ったんだけど」

「西門さんと?」

「ああ」

「あたしが?」

「なんかおかしいか?」

「ていうか―――珍しいなと思って」

「そうでもねえだろ。司もあきらも海外で、類も最近忙しいらしいし。暇なの俺とお前だけだろ」

「西門さんだって忙しいでしょ?」

「俺は平気だよ。お前に合わせるから、今度どっか遊び行こうぜ」

何とかデートに持って行こうと努力してるってのに、こいつは。

「いいけど―――それなら優紀とか桜子も誘う?大勢の方が楽しくない?」

わかってねえんだよな、やっぱり・・・・・

「―――俺は、2人がいい」

やっぱり、こいつには直球かな。

「え?」

「俺は―――お前と2人で、出かけたいって言ってんの」

そう言って牧野を見つめれば、ようやくその意味を理解したように頬が染まっていく。

「ちょっとは、男心を察してくれよな、つくしちゃん」

まずは手始めに。

2人で、デートしよう―――



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 見た目以上に、総二郎っていろいろ考えてるんだろうなあと、そんな気がします。

 *お知らせ*
 これまでにいただいた『Bitter&Sweet』のお問い合わせのメールは全て返信済みです。
 何名か、メールが戻って来てしまっている方がいらっしゃいますので、まだ返事が届いていないという方は迷惑メールフォルダや受信設定、アドレスなどご確認の上再度お問い合わせくださいね。

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恋心 61 ~花より男子・つかつく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
会いたくても会えない。

それがこんなに辛いものだって、初めて知った。

そんなに辛いならやめちゃえばいいのにと、心の中で声がするけど。

でも、やめることなんてできない。

だって好きだから。

会えなくてもこんなに―――

最近のあたしはちょっと情緒不安定だ。

1人きりになると、自然と涙が出てきてしまう。

あいつの―――道明寺のことを思い出して―――

今日も家までの帰り道、夕焼けを見ていたら、涙が溢れて来てしまった。

誰も見ていないから。

そのまま涙も流れるままにしておく。

その涙の向こうに。

背の高い、あいつの影―――

―――幻―――?

「お前、何泣いてんだよ」

―――幻聴―――?

「泣くなよ」

頬に触れた手は、確かに暖かくて。

「―――お前に泣かれると、困る」

いつも自信満々のあいつが、少し困ったように首を傾げて。

消えてしまわないように―――

あたしは、道明寺の腰にギュッと抱きついた。

「―――会いたかった」

「―――俺もだよ」

少しほっとしたような―――

照れくさそうな声が降ってきて。

あたしの瞳には、また涙が溢れた―――。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 でもきっと、つくしが思ってるよりもずっと司はつくしにぞっこんだと思うなあ。

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恋心 60 ~花より男子・類つく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
エレベーターに閉じ込められるってシチュエーション、確か前に道明寺と―――

「―――通じないな」

類が非常用のボタンを押しながら言う。

「たぶん―――朝になれば、誰かが気づいてくれると思うけど」

「じゃ、朝までここに?」

花沢類と、なぜかビルのエレベーターに閉じ込められてしまったあたし。

まだ朝までにはだいぶ時間がある。

暖房も入ってないし、体もどんどん冷えてくる―――。

「ごめん、類。あたしのせいでこんな―――」

「牧野のせいじゃないよ」

「でも―――」

「エレベーターに閉じ込められるなんて、だれも予想できないし。それより―――もっとこっち来て」

そう言うと、類はあたしの腕を掴み、自分の方へ引き寄せた。

類に抱きしめられるような体制になり、あたしの胸がドキドキと騒がしくなる。

「る、類―――」

「寒いから―――こうしてくっついてれば少しはあったかい」

「あ―――うん」

そうだよね。そういう意味だよね。

ほっとしたような、がっかりしたような―――

「でも、こんなにくっついてるとやばいかも」

「何が?」

類を見上げると、ドキッとするような甘い笑顔。

「―――離したくなくなるから」

その言葉に、あたしの思考回路が一瞬ストップする。

そして。

類の唇が、あたしの唇に重なって。

もっと強く抱きしめられて、我に帰る。

「な―――なんで」

「したくなったから」

「な―――」

「好きだから」

「―――類」

「離したくないから」

「類―――」

「ずっと―――こうしてたい」

「―――あたしも・・・・・」

小さく呟いた声は、自分でも驚くほど震えてて。

それでも、類にはあたしの声がちゃんと届いていて。

「―――よかった」

嬉しそうな声が耳元に響き―――

もう一度、2人の唇が重なった―――



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ほんのり両想いみたいな。
 類つくのそう言う雰囲気のお話が好きです。
 しばらくゆっくり更新でごめんなさい。
 いろいろ考えながら、のんびりやって行こうと思ってます。

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目を覚まさないで ~君に届け・風爽~

Category : 君に届け・二次~風爽~
2人でDVDを見ながら、いつの間にかウトウトしていたことに気づく。

黒沼は・・・・?

そう思って隣を見ようとして。

こてんと、翔太の肩に落ちてきたのは、爽子の頭。

黒髪がさらりと流れ、ふわりといい匂いが翔太の鼻をくすぐる。

どきんと、胸が大きく高鳴り。

そのまま動けなくなる。

すーすーと、穏やかな寝息。

微かに開いた唇は桜色に色づき。

まるで翔太を誘っているようで―――

そんなわけはないんだけれど。

でも、一度見てしまえば、そこから目が離せなくなる。

寝てる間になんて、気が付いたらどうするんだ。

じゃなくて、本人の了解も得ずにそんなこと―――

でも、自分たちは付き合ってるんだし。

そういうことがあったって、おかしくないわけで。

でもやっぱり―――

「うーん・・・・・」

少し掠れたような、心なしか艶っぽい声。

微かに身じろぎして、翔太の肩にすり寄る爽子。

これは、無意識の行動で。

だけど、翔太の理性を解くには十分なほどの力を持っていて―――

高鳴る胸を抑えながら。

そっと、唇を寄せる。

もう少し。

あと少しで、2人の唇が重なる―――

「―――風早くん?」

「!!」

反射的に素早く離れ。

とろんとした目で翔太を見つめる爽子に、わたわたする翔太。

「―――?どうかした?」

「い、いや、別に!!」

よこしまなことを考えていた自分を反省しながら。

あと3秒、目を覚まさないでいてくれれば、と、思わずにはいられなかった・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 わたわたする翔太が好きです。
 爽子の前でだけ見せる顔―――っていうのがツボ。

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恋心 59 ~花より男子・あきつく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
「美作さん、ファッションショーに出るって!?」

飛び込んできたつくしに、あきらは顔を顰める。

「―――総二郎に聞いたのか。あの野郎、言うなっつったのに・・・・・」

「なんで?すごいじゃん、モデルなんて!あたしも見に行っていいんでしょ?」

「ダメ」

即答するあきらに、今度はつくしが顔を顰める。

「なんで?西門さんはみんなで行こうって」

「お前はだめ」

「だからなんで?見られたらまずいことでもあるわけ?」

「そうじゃねえよ」

「モデルさんとラブシーンでもあるとか?ファッションショーでもそういう演出ってあるの?」

「演出としてはあるかもしれねえけど、そうじゃねえよ」

「じゃ、なんで!?あたしだけだめなんて、納得いかない!!」

と、横で聞いていた類が、耐えきれなくなったようにぷっと吹き出す。

「類、笑うな」

「類は知ってるの?ねえ、教えてよ、なんであたしは見に行っちゃだめなの」

「―――あきらは、男性モデルとして出るんじゃないんだよ」

にやりと類が笑う。

「え―――どういうこと?」

「類!!」

「女性モデルとして出るんだ」

「―――は?」

目が点になるつくし。

「女性モデルとして、理想的な体型だって、デザイナーにスカウトされたんだってさ」

くすくすと笑う類。

頭を抱えるあきら。

つくしはしばらく固まっていたが―――

「あたし、絶対見に行く!!」

と、瞳を輝かせたのは言うまでもない・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 お久しぶり―――ってほどでもないんですが(^^;)
 ちょっとゆっくりペースの更新で、しばらく頑張ります。
 オリジナルの小説の更新ばっかりしてしまってこっちが進まなくなっちゃってます。
 できれば、拍手のお礼用小話で連載してるお話をちゃんと連載としてこちらで書きたいと思ってるんですが―――。
 遅くなってしまったらごめんなさい。待っててくださいね!

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恋心 58 ~花より男子・類つく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
頬杖ついて、眉間にしわ寄せて。

かと思うと目を輝かせ、何かに見入ってみたり。

1人で怒っていたかと思うと急に笑い出す。

牧野を見てると本当に飽きない。

テレビを見てる時も、本を読んでる時も、その表情はくるくる変わる。

別に、会話がなくたっていい。

ただ、牧野を見ていられたらそれでいいんだ。

「なあに?花沢類。さっきからじっと見て」

照れたように、微かに頬を染めて。

そんな顔も可愛いと思える。

「ん、別に。退屈しないなあと思って」

「また、そうやって馬鹿にする」

ぷっと頬を膨らます。

まるで小動物みたいだ。

「馬鹿になんてしてない。可愛いと思ってるんだよ」

そう言ってみれば、途端に頬を真っ赤に染め上げる。

本当に、退屈しない。

ついに噴き出した俺を、恨めしそうに見る牧野。

その表情に、俺の方が降参。

「やっぱり、好きだよ」

その赤く染まった頬にキスをして。

困ったように、でも決していやじゃないって顔の牧野を見て。

俺はまた、幸せになるんだ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 次の連載が思い浮かばないな~
 短編もちょっとつきて来た感じなので、、すこ~しお休みするかもです。
 
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もっと酔わせて vol.32 ~花より男子・総つく~

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 「―――まったく。なんでこいつは学習しないかね」

 俺は、類に寄り掛かってくうくうと眠りこんでしまったつくしの体をそっと抱き起こす。

 「それくらい、俺を警戒してないってこと―――。男として意識してないってことだよ」
 くすくすと、楽しそうに笑う類。
「わかってるけどよ・・・・・」
「少しくらい、大目に見てよ。牧野にしてみたら―――きっと一大決心だったんだ」
「―――わかってる」

 類も一緒にあの家へ―――

 そう考えていた俺とは逆に、つくしは類と離れることを選択した。

 つくしなりのけじめ。

 いつかはつけなくてはいけないそれを、今自分で決めたかったんだろうと思う。

 頬に残るいくつもの涙の筋が、その決心がどれほど大きなものだったかを物語っていた。

 「俺も―――できるならずっと牧野と一緒にいたかったけど。牧野が決めたことなら、仕方ないかな」
 類の手が、牧野の髪を優しく撫でた。
 愛しいものに触れる手。
 類のつくしに対する気持ちが、いやというほど伝わってくる。
 それは、俺がつくしへ抱いている感情とは似ているようで全く違うもの―――。

 「―――総二郎」
 類が、急に真剣な顔つきになる。
「なんだよ?」
「俺が傍にいられなくなったら―――牧野には総二郎しかいない」
「ああ」
「きっと―――幸せにしてやって。牧野を、泣かせないで。もし泣かせたら―――俺が、牧野を浚いに行くから」
「―――させるかよ」
 俺の言葉に、にやりと笑う類。

 拳と拳をつき合わせて。

 俺は、牧野を抱き上げると自分の部屋へ向かった。

 ベッドにその体を横たえ、布団をかけてやる。

 穏やかな寝顔。

 ―――お前を守るのは、俺の役目だよ。

 そう心に誓って。

 そっと、触れるだけのキスをした―――。


 「牧野、準備できた?忘れ物は?」
 あたふたと走り回るつくしに、類が声をかける。
「だ、大丈夫、だと思う」
「本当に?ここにあるバッグは?」
「ああっ、忘れてた!!」

 いよいよ引越しの日。

 つくしは朝から忙しくかけ回っていた割にはやっぱりどこか抜けていて。
 見ていた類が、呆れたように苦笑する。
「なんか、心配。やっぱり俺も一緒に行こうか?」
「う―――だ、大丈夫・・・・・」
「そっか―――。でも、もし俺が恋しくなったらいつでも戻っておいで。俺は当分ここに住むから」
「こら、類。調子に乗んなよ。何でお前が恋しくなるんだよ」
「総二郎には言ってないよ、気持ち悪い」
「てめ・・・・・」
「類、ありがとう。総二郎とけんかした時はここに来るね」
「つくし、お前な―――」
「類も―――いつでも遊びに来て。お義母さまもお義父様もいつでも歓迎するっておっしゃってたから」

 そうなんだよな。
 あれから―――
 なんだかんだと、離れの設計だとか同居に向けての準備で忙しい俺たちに協力して一緒に行動していた類を見て。
 『類さんがいた方が安心』だと、俺の親は2人とも類大歓迎ムードだ。
 挙句には、一緒に住めないのが残念だとか言い出す始末。

 だけど類はこのマンションに残ることを選んだ。

 花沢の家には戻らずここに1人暮らしすることを選んだのは、やっぱりつくしのためだろうと思う。

 いつでも、つくしが来れるように―――。

 そんなことがそうしょっちゅうあったんじゃ困るけどな―――。
「心配なら、ちゃんと牧野を大事にしてやって。幸せにしなかったら、許さないよ」
 穏やかだけど、そう言う類の表情は真剣そのものだ。
「わかってる。絶対、一生かけても―――幸せにするよ」
「総二郎!これ持って!!」
 いつの間にか自分の部屋へ行って、何やら大きな荷物を持ってくるつくしに。

 大事な話をしていたのにと肩を落とす俺と、ぷっと吹き出す類。

 そんな俺たちをよそに、もう忘れものはないかときょろきょろしているつくし。

 まったく―――

 「忘れ物したら、また取りにくりゃあいいだろ?ここにはずっと類がいるんだ。鍵だってそのままだ」
 俺の言葉に、つくしがパンと手を叩く。
「あ、そうか」
「―――ったく。行くぞ。じゃあな、類」
「うん」
「類、またね。いろいろありがとう!」
「ん―――」

 そうして部屋を出て行こうとして。

 「牧野、待って。忘れ物」
 ソファーから立ちあがった類が、つくしの元へ来る。
「へ?」
 振り向いたつくしの唇に。
 触れるだけの、キス。
 途端に赤くなるつくし。
 得意げな顔の類。
 俺は―――
「―――見なかったことにしてやるよ。今回だけはな―――」

 今夜は、覚えておけよ。

 というのは声に出さず。

 でもたぶん、類にはわかってるから問題ないよな。

 つくしの手を取り、マンションを出る。

 車に乗り込む前に、マンションを振り返る。

 「―――バイバイ」
 笑顔でそう言って。

 ベランダからこっちを見下ろしていた類に、手を振る。

 いつでも会える。

 それは心配ではなく、安心―――。

 俺にとっても、つくしにとっても―――

 そうして俺たちは、新しい未来へと走り出した―――。


                          fin.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
 総つく+類というシリーズは書いているわたしも楽しくて、ついつい続きが書きたくなっちゃうんですが。
 長くなると総ちゃんも類もちょっとかわいそうになっちゃうので、このくらいで終わりにしておきます。
 
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恋心 57 ~花より男子・総つく~

Category : 恋心 ~花より男子・F4×つくし~
大学のカフェテリアで牧野と類の姿を見つける。

楽しそうに笑いながら話している姿は本当に自然で、仲のいいカップルに見える。

実際、類と牧野が付き合っていると思ってる人間は多い。

何といってもあの類が笑顔を見せるのは珍しいことだったし、牧野も類のことを信頼しているのが見ていてもわかるから。

だけど。

「あ、西門さん」

牧野が俺に気付いて振り向く。

「今日は早いね」

そう言って類も笑う。

「まあな」

俺は牧野の隣に座る。

そう。

今、牧野と付き合ってるのはこの俺なのに。

その事実が全く浸透していないっていうのはどういうことだ。

だから。

「牧野」

「え?」

俺の声に顔を上げた牧野の唇に。

俺は素早くキスを落とした。

呆気に取られ、固まる牧野。

類が、ちょっと目を見開き俺たちを見てる。

「―――な、何すんのよ、いきなり!」

ようやく我に返った牧野が、顔を真っ赤にして怒る。

「朝の挨拶」

「挨拶!!?」

「恋人同士だったら、当たり前だろ」

金魚みたいに口をパクパクさせる牧野。

こうして、俺のものだってことをたまにはアピールしておかないと。

ちらりと、学生が遠巻きにこちらに注目してるのを確認して。

俺は満面の笑みを、牧野に向けたのだった・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 なんか最近、書くお話がマンネリ化してる気が―――
 久しぶりに、また原作読み返してみようかな?

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もっと酔わせて vol.31 ~花より男子・総つく~

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 「類も一緒に、あの家に―――?」

 西門さんの話に、あたしは驚いて目を見開いた。

 あのお茶会の後、お義父様と何か話をしてからちょっと様子のおかしかった西門さん。
 ずっと何か考え込んでいるようで、気にしていたのだけれど―――

 「当然、そんな話とんでもないってお袋には反対されると思ってたんだけど―――」
「違うの?」
「お袋曰く、『牧野さんの性格じゃ、この家に馴染むのは相当長い時間かかるでしょうから花沢さんがいることで安心できるのならその方がいいでしょう』って。俺もそう言われるとは思わなかったからびっくりしたんだけど―――。どうやら、お前お袋に結構気に入られてるみたいだぜ」
「え―――本当に?」
 それが本当なら嬉しいな。
「ああ。こっそりい親父が教えてくれたよ。牧野は、お袋の若いころによく似てるって」
「ええ!?あのお義母さまが?」
「もちろん、お袋の家はもともと旧家で生まれながらのお嬢様だったけど―――芯の強さとか、自分を曲げないところとか―――お前と、似たところがあるって。で―――とりあえず、離れが出来上がったら、引っ越して来いって言ってるんだけど」
「って―――それってもう決定事項?」
 もうすでに、離れを建てることは決まってるみたい。
「いや、そうでもねえよ。離れは建てるけど、だからってすぐにそこに住めとは言ってない。ただ、俺は卒業したらやらなきゃいけないことも増えるし、マンションから通うよりあそこにいた方が便利だろうしな」
 その言葉に、あたしは無意識に両手をきゅっと握り合わせた。

 ―――卒業したら―――今みたいに大学でのんびりすることはできない。

 それは当然のことだってわかってるけど―――。

 「―――お前に、プレッシャーかけたくはねえんだ」
 そんなあたしの両手を、上から包み込むように手を重ねる西門さん。
「ただ、俺はお前とずっと一緒にいたいと思ってるから―――考えてみてくれないか、同居のこと―――。類は、卒業してたとえ忙しくなっても、お前の傍にいるって言ってる。少なくとも、お前が安心してあの家に住めるようになるまで―――。後は、お前の気持ち次第だ」


 
 西門さんの真剣な気持ちは、いやと言うほど伝わってきてる。
 
 できればあたしもその気持ちに応えたい。

 だって、あたしだって西門さんとずっと一緒にいたいと思うから。

 だけど―――

 本当にこのまま、あの家に住んでいいのだろうか・・・・・?

 あたしの中で微かにわだかまっているもの。それは―――


 「牧野?どうしたの、こんな時間に」
 眠れなくて、夜中に1人起きだしてキッチンでごそごそやっているところに、類が来る。
「あ、ごめん、うるさかった?」
「いや、喉が渇いたから何か飲もうと思って起きたとこ。何してんの?」
「うん、なんか寝付けなくって。ちょっとビールでも飲もうかなって」
「1人で?」
 そう言って、類は目を丸くしたのだった・・・・・。

 「同居のこと、考えてた?」
 結局類と2人、リビングでビールを飲むことになってしまった。
「うん・・・・・。お義母さまやお義父様に認めてもらえたのはすごくうれしいことなんだけど・・・・・」
「なんか問題ある?」
「類は―――本当にそれでいいの?」
「―――どういう意味?」
「あたしのこと心配してくれるのは嬉しいけど、一緒にあの家に住むなんて―――いやじゃないの?」
「なんで嫌?俺が好きで牧野の傍にいるんだから、それがどこだって関係ないよ」
「あたしだって、類が傍にいてくれたら安心だとは思うけど。でも―――本当にそれでいいのかな」
 
 あたしはいつも類に甘えてしまってる気がする。

 類がいつも笑っていてくれるから。

 傍にいてくれるから。

 そのことが当たり前になってしまっていて―――

 このままじゃ、本当に類から一生離れられない気がしていた。

 恋愛対象ではなくて。

 だけどただの友達とも違くって。

 とても大切な存在。

 それは一生変わることはないって確信できるけれど。

 でも、このまま類と一緒にいていいのだろうか・・・・・?

 考えながら、あたしは類に注がれるままビールを飲み続けていた。
 無意識に、それこそ何杯も。
 そして、気付けば頭がぼーっとして、体はゆらゆらと揺れていた。
「類」
「ん?」
「るーい」
「何?」
「―――あたしね、類が大好きだよ」
「・・・・・俺も、牧野が好きだよ」
「本当にね、大好きなの」
「牧野、泣いてるの?」
「泣いてない!」
「そう?―――で?」
「ずっと―――類と一緒にいられたら幸せだよ」
「うん」
「でも―――それじゃやっぱりだめって気がするの」
「―――うん」
「あたし―――西門さんが好きなの」
「知ってるよ」
「西門さんに―――ついて行こうって、決めたの」
「うん」
「だから―――類とはずっと一緒に、いられない―――」
「うん・・・・・」
「でも、大好きなんだよ―――」
「知ってるよ」
「類―――」
「牧野―――泣かないで」

 涙が後から後から零れてた。

 それを類の手が優しく掬って。

 あたしは類の名前を呼びながら泣いていた。

 ずっと・・・・・

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 つくしなりの考えた結果。
 そろそろ、類からは卒業しなくちゃって、考えたかな。

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