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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
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おしらせ

Category : diary
いつも遊びに来ていただきありがとうございます!

毎日楽しみにしていただき本当にうれしいです。

続きを早く書きたいと思っているのですが、ちょっと事情があり、こちらのブログをお休みさせていただきます。

8月中旬ごろまでの予定ですが、はっきりとした日にちはお伝えできません。

少しずつでも更新できたらと思っていたのですが、思うように進まず、まだ時間がかかりそうです。

今連載しているお話は必ず続きを書きますので、どうか気長にお待ちいただけたらと思います。

楽しみにしていただいているのに本当に申し訳ありません。

必ず復活いたしますので、どうか待っていてください!
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秘密の花園 vol.35 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 「ったく、油断も隙もねえ。人んちの茶会に来といて何やってんだよ」

 目を細め、あたしたちをじろりと見下ろす西門さん。

 うっと詰まるあたしと、しれっとしている類。

 「牧野が、緊張してたからちょっと気を紛らわそうとしてただけ。総二郎こそ、こんなとこにいていいの?」
 類の言葉に、西門さんは肩をすくめた。
「俺のことは放っておけよ。それより―――お袋が、牧野のことかなり気に入ってて」
「は―――なんで?」
「さあな。お前が菅野家の人間だってわかって、俺が婿候補の1人になって―――最初からその話には乗り気だったけど、それはあくまでも『菅野』の名前にひかれてのことだ。ここんとこずっとお前が稽古に来てるの見てて、見込みがあると思ったらしい。どこで聞いたんだか、司やあきらの状況も知ってて・・・・・俺にはっぱかけてきた。類には負けんなってさ」

 思わず、あたしは類と顔を見合わせた。
 
 「―――で、それが何?だからって今の俺たちの状況は変わらないでしょ?俺は牧野を諦めるつもりはないし」
 そう言う通り、類は顔色一つ変えない。

 類にとって、周りの状況がどう変わってもそれは大した問題じゃないのかもしれない。
 周りが何を言っても、状況がどう変わっても。
 類自身の気持ちは決してぶれない。

 さりげなく握られた手から、そんな類の気持ちが伝わって来るようで―――

 ドキドキが、止まらなかった。

 目の前の西門さんも、相変わらずあたしをじっと見つめていて―――

 あたし1人、その先に進むことができず、立ち往生しているような気がした・・・・・



 「そんときのお前の顔が目に浮かぶな」
 月曜日の学校で。
 お茶会の話を聞いた美作さんが、くすくすとおかしそうに笑った。
「もう、本当にずっと緊張してたんだよ。着物もきついしさ、息苦しくなっちゃって―――」
「まあまあ―――けど、マジで総二郎のおふくろさんに気に入られてるんだったら、すげえけどな」
「そうなの?」
「ああ。あの家ではすでに時期家元は総二郎って確定してる。兄貴は家を出てってるし、弟も、あの母親からすると家元の器じゃないってことらしい。総二郎はああ見えて、意外とまじめで責任感もある。なにより茶道のセンスは天才的なものがあるらしいからな。そんじょそこらの女じゃ結婚は許さねえだろう。それが、お前に目をつけた―――となれば、後押しは万全。覚悟しろよ。総二郎が本気出したら、お前なんか赤ん坊も同然だ」

 さーっと血の気の引く音。
「ちょっと、やめてよそういうこと言うの。―――ていうかさ、そんな厳しい家で、このあたしがやっていけると思う?」
「思う」
 即答されて、ちょっと驚く。
「え―――」
「逆に、お前じゃなければ相当ずるがしこい女じゃなきゃやってけねえだろ。あの家のブランドを欲しがってるような、金と欲に目がくらむような女なら家のためだけにって考えでやってくことはできるかもな。だけど―――普通の女が、ただ総二郎に惚れてるからっていうい理由だけじゃやってけねえと、俺は思ってる」
 そう言って、美作さんはあたしに微笑んだ。
「お前なら、大丈夫だよ。まあ、もし総二郎を選ぶならって話だけど」


 『お前なら、大丈夫』


 美作さんが言うと、妙に説得力がある。

 だけど―――

 あたしはまだ、そこまで考えられない。

 あの家の、独特な雰囲気にのみ込まれそうで―――

 足がすくんでしまうんだ・・・・・。


 「―――牧野、聞いてるか?」
 西門さんの声に、はっと我に帰る。
「あ―――ごめん、何?」
「おい、稽古中だぜ?起きてろよ?」
 呆れたように息をつく西門さん。
「ご、ごめん。ちょっと考えごとしてて―――」
「何考えてたんだよ?類のことか?」
「違うよ。なんでここで類が―――」
「今日、類が来てねえから―――。何より、いつもお前を最優先させてたあいつが来れねえなんて、珍しいだろ」
「そうだけど・・・・・」

 家の用事があると言っていた。

 『総二郎に何かされそうになったら、逃げて』

 そう言いながらも、渋々迎えに来た車に乗って行った類。

 「家の用事なんでしょ?」
「ああ、そう言ってたな。やる気なさそうにしてるけど、あれでもジュニアだからな」
「うん・・・・・」

 大企業のジュニア。

 そんなの自分には無縁だと思っていたのに。

 まさか、こんな風に関わるようになるなんて―――

 「―――牧野」
 西門さんの声にハッとする。
 
 気付けば、真剣な目をした西門さんが、あたしを見つめていた。

 「単刀直入に聞く」
 心臓が、どきんと鳴った。
「―――お前は、類が好きなのか?」

 西門さんの、まっすぐな瞳が、あたしに逃げ場はないと言っているようだった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 原作の方でも、総二郎メインの話で関わってくるのがつくしだったらよかったのにと、ちょっと思ってたことを思い出しました・・・・・。

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秘密の花園 vol.34 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 きれいな桃色地にカスミソウとユリの花の模様。

 金の帯に赤の格子柄がちょっと現代っぽくてかわいいと思った。

 お茶会の前に、いくつか気に入った着物の写真を撮って、西門さんに見てもらった結果、これがいいと言われたのだ。

 そのセンスはさすが。

 やっぱりこういうのはわかる人に見てもらうのが一番なんだなと思った。

 
 「まあかわいらしいこと。さすがは菅野家のお嬢さんね。良くお似合いだわ」
 西門さんのお母さんのセリフに、思わずあたしの笑顔も引きつる。
「さあどうぞ。もう花沢さんもいらしてるのよ」
「あ・・・はい」
 やっぱりこういう時は類の存在にホッとする。
 
 上流社会のしきたりとか、そういうものにはまだなじめない。
 
 それは育ち云々というよりは、生まれ持った性質なのかもしれないと、最近は思っていた・・・・・。


 「牧野、すごい可愛い」
 にっこりと笑う類。

 ストレートな褒め方に、思わず赤くなる。
「あ―――ありがと」
「俺の見立てがいいからな。けど予想以上。すげえ似合ってるよ」
 にやりと笑う西門さんも、着物は着ていてもいつもの調子で、ほっとする。

 「牧野、顔が緊張してる」
 類にくすくすと笑われ、あたしはちょっと恥ずかしくなる。
「だって、着物なんて慣れないし、めちゃくちゃ緊張するってば」
「ま、いいことなんじゃねえ?着物着てる時はある程度緊張感があった方がいい。自然と背筋も伸びるからな」

 着物姿で、お茶をたてる西門さんはいつもの雰囲気とはやっぱり違っていて、さすがだと思った。

 かっこよくて見惚れてしまったりもするけど―――

 でも、なんだろう。

 ちょっと、西門さんが遠い存在に感じられて、少し寂しかったり・・・・・

 
 「牧野、こっち」
 ぼーっとしていたあたしの手を、類が優しくひいていく。

 連れていかれたのは、木陰に用意された長椅子だった。
「疲れてるみたいだったから」
 そう言って類はそこに座り、隣にあたしを座らせた。
「ありがと」
「そのうち、こういうのにも慣れるよ」
 にこりと微笑む類。
 
 そう言えば、類も今日は着物を着ていて、いつもと雰囲気が違ってかっこいい。

 なんだか、こんな間近に見るのにドキドキしてしまう。
「る、類は良く来るの?」
「俺?そうでもないよ。俺もこういうの、苦手だし。たまに、付き合いで仕方なくっていうのはあるけど」
「そうなんだ・・・。でも、着物似合ってるよね」
「そう?」
「うん。洋装の方が似合いそうな感じなのに、こうしてると和装もいいなって思うもん」
「牧野も、どっちも似合うよ」
 ふっと、優しく微笑む類に、またドキドキし始める。

 なんか、今日はずっとドキドキしてるみたい。

 すぐ隣にいる類が、まともに見れない・・・・・。

 「牧野?どうかした?」
 そう言って、類があたしの顔を覗き込む。
「な、なんでもないよ」
 思わず声が上ずる。
 
 お願いだから、そんな近くで見ないで欲しい。

 きっと、今のあたしは真っ赤だ。

 どうにも緊張がとれなくて。

 類の顔もまともに見れなくて。

 どうすることもできずにその場に固まっていると―――

 類の顔がふいに近付いてきたかと思ったら、チュッと、頬に類の唇が触れた。

 「ひゃっ!?」
 思わず驚いて飛び退く。
「な、何―――」
「真っ赤になっててかわいいから、つい」
「ついって―――こんなとこで!」
「誰も見てないよ」

 「誰が見てないって?」

 実にタイミングよく現れるものだ。

 なんて落ち着いてる場合じゃなくって。

 いつの間に来たのか、西門さんがあたしたちの目の前で腕を組み、仁王立ちをしていたのだった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 総二郎にいいところを―――
 と思っていたのに、なんだかうまくいきませんでした。
 う~ん・・・・・総ちゃんごめんね。

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秘密の花園 vol.33 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 ずらりと並べられた豪華絢爛な着物たち。

 菅野邸の広い和室に用意されたそれを前に、あたしは思わず立ちくらみを感じていた。


 「どうかしらね、この中につくしの気に入るものがあるかしら?もし他が良ければ用意させて―――」
 そう言って首を傾げるお婆様に、あたしは慌てて首を振った。
「い、いいです!大丈夫!これだけあればもう十分で―――」
「そう?わたしの若いころのものや千恵子のものばかりだから、流行りの柄ではないのだけれど・・・・・」
 と、ちょっと恥ずかしそうにいうけれど。

 着物の流行りなんて、あたしにはわからないし。

 でも、並べられた着物のどれもが高級なものであることは想像がつく。

 それはきっと、値段も聞くのが怖くなってしまうほどの―――

 だけど、そう思っても思わず手に取ってみたくなるほど素敵な物ばかりだった。

 ―――これを、ママもお婆様も着てたんだ・・・・・。

 なんだかそう思うと感慨深いし、余計に素敵に見えてきた。

 「どれも、きっとつくしには似合うと思うわ。そうね・・・・・総二郎さんに一緒に選んでいただいてもいいかもしれないわね」

 西門さんと・・・・?

 そうか、そういう手もあるけど―――

 どうしよう。

 それならやっぱり、類も呼んだ方がいいのかな・・・・・。

 そう思いながら2人の姿を頭に思い浮かべて―――

 ―――やっぱり自分で選ぼう。

 と思いなおしたのだった・・・・・。



 「俺、茶会には出られないからな」
 美作さんの言葉に、思わず箸が止まる。

 昼休み、いつも通り学校のカフェで昼食のお弁当を食べていたあたしの前で、突然美作さんが椅子に座ったと思ったらそう切り出したのだ。
「―――何で?」
 あたしの言葉に、美作さんが肩をすくめる。
「用事があるんだよ」
「―――類は来るんだよね?大丈夫かなあ」
 最近、良くぶつかることのある西門さんと類。
 それを止めることができるのは美作さんだけだと思ってるんだけど・・・・・。
「―――ま、大喧嘩したりすることはないだろ」
 そう言いながら、心もとない感じで美作さんを見ていたあたしの頭をぽんと叩いた。
「んな顔するな。できれば俺もお前の傍にいたいけど、こっちも仕事だからな、どうしても外せないんだ」
 本当にすまなそうにそう言う美作さんに、あたしは頷いた。
「うん、わかってる・・・。ありがとう」

 優しい人だから、きっとあたしが思ってるよりもいろいろ考えてくれてたんだろう。

 その気持ちだけでも、嬉しい。

 傍にいてもらえれば安心だけど、甘えてばかりでもいけない。

 いつの間にか、あたしはとっても美作さんを頼りにしていたんだと、今更ながら気づいた・・・・・。


 「いつまでたっても来ないと思ったら」
 突然、上の方から花沢類の声。
「あきら、抜け駆けしてんじゃねえぞ」
 続いて西門さんの声も。

 見れば、2人がじろりとあたしたちを見下ろしていた。
「抜け駆けじゃねえよ、少し話してただけ。な、牧野」
「うん」
「―――なんか怪しい。こないだから、仲良すぎない?あきらと」
 類の言葉に、思わず美作さんと顔を見合わせる。
「本当だぜ。そうやって顔見合わせるタイミングとかも合い過ぎ。まさか俺たちに黙って2人で会ったりしてねえだろうな」
 疑いの目を向ける2人に、あたしはまた何となく美作さんを見る。
 そんなあたしに、美作さんがふっと優しく笑う。
「別に、そんなことはしてねえよ。恋愛対象じゃない分、俺には気を許してるってことだろ?そんな目くじら立てるなよ。そうやって2人がいつもピリピリしてたんじゃ牧野だって気の毒だっつーの」

 そんな美作さんの言葉に、2人は納得しきれないような顔をしていたのだった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 最近お休みがちでごめんなさい。
 オリジナルの方も書きたいし、HPの方も更新しなきゃと思ってるし、ついでに仕事も溜まってるので、なかなか進まにゃい・・・。
 何とか、最低でも週に一度は更新できたらと思ってます。

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秘密の花園 vol.32 ~花より男子・?つくし~

Category : 秘密の花園 ~花より男子・?つくし~
 茶道の稽古の日。

 なぜか類が参加するようになってから、和気あいあいとお茶を飲む会に変わってしまっていた。

 西門さんと類だけだとどうにも険悪な感じになってしまうので、美作さんにも来てもらい。

 茶室にF3とあたしという、由緒正しい茶室にはなんだかアンバランスな4人だ。

 「じゃあ、司のことはもういいのか」

 あたしの前にお茶を出してくれながら、西門さんがいう。

 「うん・・・・・。今のあたしには、あいつと結婚するだけの覚悟はないから」
「覚悟、ね。まあ、道明寺の家に嫁ぐってのは相当の覚悟がなきゃできねえよな。お前以外に、そんな覚悟のできる女っているのかね」
 美作さんが半分呆れ顔で言う。
「けど、総二郎の家だって似たようなものでしょ。茶道の世界なんて、普通の人間にはなかなか踏み込めない世界だよ」
 類の言うのに、西門さんがじろりと睨む。
「変なこと言うな。別に、それほど大げさなもんじゃねえよ。少なくとも牧野と結婚したらちゃんと俺が責任もって教え込むっつーの」

 教え込む―――

 それもなかなか大変そうだわと、あたしは溜息をついた。

 「お前んとこだってそう簡単じゃねえだろ?なにしろあの厳しい親父さんがいるんだからよ」
 西門さんの言葉に、類の眉がピクリと動いた。
 
 前に聞いたことがある。

 その厳しさうえ、花沢類は塞ぎこみ、引きこもりになってしまったって・・・・・。

 その状況から類を救ってあげたのが、静さん・・・・・。

 今でも思い出すと、切ないような、苦しいような、それでいて初恋の甘酸っぱさを感じる静さんの面影―――。

 類は―――本当にもう、静さんのことはいいんだろうか。

 あんなに―――フランスへ追いかけていくほど好きだったのに・・・・・。

 
 そんなことをぼんやり考えていると―――

 “パチンッ”

 「いた!!」
 突然おでこを指ではじかれ、顔を顰める。
「いったいな~、もう・・・・・」
 おでこを抑えながらじろりと西門さんを見上げる。
「アホ面してぼんやりしてっからだよ。何考えてた?」
「アホって何よ。別に、あたしぼんやりなんか―――」
「してただろうが。稽古中に何考えてんだよ」
 言われて、ぐっと詰まる。

 類のことを考えてたなんて言ったら、何を言われるか―――。

 じーっと刺すような視線が痛い。

 どうやってごまかすか。

 なんて考えてたら。
「総二郎、牛乳ある?」
 それまで自由気ままに茶室でくつろいでいた類が、お抹茶の入った器を手に言った。
「はあ?類、お前まさか―――」
「このままじゃ苦いし。抹茶ミルク作るから、牛乳ちょうだい」
「てめえ・・・・せっかくこの俺が入れてやった茶を―――」
「だって、苦いし」

 2人がバチバチと睨みあっているのを見て、あたしはこっそりと息を吐き出した。

 ―――よかった。これで、何とかごまかせたかな・・・・・

 そんなあたしを見て、苦笑してる美作さんを視界の端で捉える。

 
 「―――と、やべえ、こんなことしてる暇ないんだった」
 類ともめていた西門さんが、ふと時計を見て言った。
「悪いけど、今日はここまで。この後、人に会う約束があるんだ」
「なんだよ、女か?」
 美作さんの言葉に、西門さんがむっと顔を顰める。
「そんなんじゃねえよ。来月、茶会があんだ。その打ち合わせ。牧野、お前も来月までに準備しとけよ」
 突然話を振られ、あたしは目を瞬かせた。
「は?何であたし?」
「お前にも茶会に出てもらうからだよ。言っとくけど、お前に拒否権はないからな」
「なんで!」
「こないだのあきらのパーティー、忘れたわけじゃねえからな。あきらとはパーティーに行くのに、俺の茶会には出られないわけ?」
「そ、それとこれとは―――」
「同じだろ?とにかく―――当日、着てくる着物とか考えとけよ」

 にやりと笑う西門さん。

 その笑顔が、決して冗談じゃないということを告げていて―――

 あたしの背筋を、また冷汗が流れていった・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 はー、ようやくここまでかけた。
 なかなか進まなくってすいません。
 考えがまとまらなくて―――
 この先、どうなるのか私にも全く想像つきません。

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