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Christmas Kiss!vol.4 ~花より男子・類つく~

Category : Christmas Kiss! ~花より男子・類つく~
「花沢類のばかやろーーーー!!!」


思い切り叫び、あたしは持っていたグラスのワインをグイっと飲みほした。

このワインを2人で飲んで。

その勢いで告白してしまおうと思っていたのに。

何が悲しくって、クリスマスイブに、1人部屋でやけ酒―――。

しかもこんな異国の地なんかじゃ、西門さんや美作さんに愚痴ろうと思ったって簡単に呼べやしない。

「―――馬鹿・・・・・・」

ぽろぽろと、涙が出てくる。


―――あたし、何やってるんだろう・・・・・。


類と2人きりのクリスマス。

気合い入れて、新しい下着も買って、お気に入りの洋服を着て。

いつもよりもちょっと念入りにお化粧もして。

そのお化粧だって、こんなに泣いたらもうあとかたもない。

こんなところで1人、クリスマスを迎えることになるなんて。

やけ酒もしたくなるっつーの・・・・・。

グラスを置き、再びワインボトルを手にして―――

グラスに注ごうとして、その手を止めた。

そしてそのままボトルに口をつけ、ぐびぐびと喉に流し込む―――。

ドンっとボトルを床に置き。


「酒持ってこ―――い!!!」


そして、次の瞬間―――

ぐらりと視界が揺れたかと思うと―――

あたしは、そのままそこに倒れ込み、意識を手放したのだった・・・・・・。




「―――きの。牧野・・・・・・」

―――誰・・・・・?

甘くて優しい・・・・・

聞いているだけで安心する声・・・・・

「牧野・・・・・」

大好きな・・・・・

類・・・・・?

・・・・・・


あたしは、がばっとその場に起きあがった。

「類!?」

そこにいたのは、まぎれもなく花沢類だった。

「―――ただいま」

にっこりと微笑む類。

気付けば、あたしはベッドに寝かされていて・・・・・

部屋の床にはワインボトルとグラスが倒れていた。

中身はないので、零れたりはしていなかったけれど―――

「あ、あたし―――」

「1人で飲んじゃったんだね。一緒に飲もうと思ってたのに―――」

床に転がったワインボトルを見てそう言う類に―――

あたしは、むっとして類を睨みつけた。

「類が悪いんでしょ!あたし1人置いていっちゃうから―――!」

「うん、ごめん」

意外にもあっさり謝られ―――

あたしは、その後の言葉を言えなくなってしまう。

「ごめん、せっかく2人で過ごそうと思ってたのに、こんなところで1人ぼっちにさせて―――。寂しい思いさせて・・・・・ごめん」

「―――ずるいよ・・・・・。そんな風に謝られたら、もう怒れない」

「ごめん・・・・・」

2人の間に、沈黙が訪れる。

窓からは、また降り出した雪が見えていた。

周りの音は何も聞こえず、まるで時が止まってしまったかのようだった。

空から舞い落ちる雪以外は・・・・・。

「―――メリー・クリスマス」

突然、類が言った。

「―――へ?」

あたしは思わず顔を上げ、間抜けな声を出した。

類が、あたしを見て微笑んでいた。

「―――12時、回った」

その言葉に、部屋の壁かけ時計を見上げる。

時計の針は、ちょうど12時を指していた。

「―――プレゼント、持ってきたんだ」

そう言って、類は着ていたコートのポケットを探った。

「―――はい、これ」

差し出されたのは、なんのラッピングもされていない、ルージュだった・・・・・。

「これ―――あたしに・・・・・?」

「うん。就職してから、牧野もお化粧するようになったから。その色、牧野に似合うと思って」


それは、淡いベビーピンクのルージュ。

いつも使っているものよりもやわらかい色。

―――あたしに、似合う・・・・・?

類を見ると、類は相変わらず優しい笑みを浮かべていて。

「つけてあげる」

そう言ってあたしの手からルージュを取ると、あたしの顎をその冷たい手で持ち上げた。

「―――ごめん、外から帰って来たばっかりだから、まだ手が冷えてる」

類に触れられた瞬間、思わず震えてしまったのを見て、類がそう言った。


―――違う。

―――震えたのは、冷たかったからじゃなくって・・・・・。


類の手によって、ゆっくりひかれていくルージュ。

「―――うん、やっぱり似合う。この色にして良かった」

嬉しそうに微笑む類に、あたしはなぜか涙が溢れそうになる。

「牧野?どうかした?―――この色、気に入らなかった?」

心配そうに首を傾げる類に、あたしは首を振る。

「違う!そうじゃなくて―――」

言葉にならない。

なんて言っていいかわからない。

想いが溢れて―――


―――要はタイミング


西門さんの言葉を思い出す。

そうだ。

そういうことだったんだ・・・・・。


あたしは、不思議そうにあたしを見つめている類の首に手をまわした。

「あのね―――あたしからの、クリスマスプレゼント、受け取って」

そう言って―――

あたしは、そのまま類の唇にキスをした・・・・・。


「―――メリークリスマス」

それだけ言うのが、精いっぱいだった。

今にも顔から火が出そう。

でも、伝えるなら今しかないと思った。

受け取って、もらえるだろうか・・・・・?


きょとんとしている類。

そして―――

「それが、プレゼント・・・・?」

「―――うん」

「牧野からの、キスが・・・・・?」

「―――そうだよ。だめ・・・・・?プレゼントに、ならない・・・・・?」

だめ、だったのかな・・・・・。

そう思って落ち込みそうになった時―――

「いや」

そう言って、類が微笑んだ。

にっこりと、嬉しそうに。

それでいて、ちょっと恥ずかしそうに―――

「めちゃくちゃ、嬉しい。こんなプレゼント、もらえると思わなかった・・・・・。ありがとう」


そうして、類はふわりとあたしを抱きしめた・・・・・。

「類・・・・・好きだよ・・・・・」

「俺も好き。牧野が好きだよ・・・・・。俺のが好き」

「嘘。あたしのが好きだよ」

「俺だよ」

「1人にしたくせに」

「それは―――ごめん」

落胆した声に、思わず噴き出す。

「嘘―――。もう怒ってないよ。帰って来てくれて、嬉しかった」

「牧野に、早く会いたくて―――」


そっと体を離して、見つめ合う。

そして、そのまま引かれあうように唇を重ねた。

何度も、何度も、確かめるようにキスを重ね―――


暖かい部屋で、ようやくあたしの心も、温まっていった・・・・・・。



fin.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 書くのが久しぶりで、終わらせ方がわからなくなってました。
 できればこれのB&S版も、と思ってるんですが、クリスマスまでに間に合うかどうか・・・・・。
 そして、他のCPも時間があれば書きたいんですけども。
 今のところ頭の中は真っ白状態なので、それも怪しい・・・・・。





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Christmas Kiss!vol.3 ~花より男子・類つく~

Category : Christmas Kiss! ~花より男子・類つく~
とうとう来てしまった。

スイスの別荘。

今日は12月24日。

クリスマスイブだ・・・・・。



外は雪が降っていて、見渡す限り一面の銀世界だ。

広いこの別荘に、今はあたしと類の2人きり―――。

いやでも緊張が増す。


「牧野」

後ろから聞こえた類の声に、思わずびくりと震える。

「わ、な、何?」

そんなあたしを類が面白そうに見つめる。

「おなか空かない?食事にしようよ」

「あ―――うん」

そういえば、お腹がすいていた。

ここに来てから数時間、何も口にしていない・・・・・

ていうか、そうか、あまりに静かで気付かなかったけど、一応ここにも料理人とか、もろもろお世話をしてくれる人がいるんだった。

なんとなく、その事実にホッとして―――

あたしは、類の後について食堂に向かった。


広い食卓には、2人分の豪華な食事がすでに用意されていた。

「ゆっくりしたいから、先に全部出してもらった。食事が終わるまで、誰も入ってこないから」

そう言って類が微笑んだ。

普段なら、出来立ての料理を順番に運んでくるものだけれど、そのたびに人が入ってくるのは落ち着かない。

会話がはずんでいる時などは特にその会話が中断されることもあるので、類はあたしと食事するときは時々こうしているのだ。

「すごい雪だね」

「うん。ちょっと吹雪いてるから今日は外には出ない方がいいって。明日は晴れるみたいだから、スキーでもする?」

「そうだね」

ごくごく普通の、いつもの会話だ。

色気とは無縁の・・・・・

でも、ここからが肝心なのだ。

『がんばれよ』

脳裏に、西門さんの声が蘇る。

―――わかってる。要はタイミングだって言うんでしょ。

食事が終わったら、一旦食器が下げられた後、クリスマス用に用意したシャンパンを飲もうと言っていた。

チャンスは、その時だ―――。


妙に気合を入れて食事を終え―――

いよいよシャンパンが運ばれてきた、その時―――

黒服に身を包んだ使用人の1人が、扉を開けて入ってきた。


「類様。旦那様からお電話が―――」

その言葉に、類が顔を顰めた。

「いないって言ってよ」

「そういうわけには―――大事な用だと」

類は重い溜息をつき、あたしを見た。

「ごめん、すぐ戻るから」

「ううん、いいよ、気にしないで」

そう言ってあたしは笑ったけれど―――



戻ってきた類は、重い表情のままだった。

「ごめん、ちょっと出てくる」

「え―――今から?だって外は吹雪いてるのに―――」

「今は少しおさまってるよ。親父がどうしてもって・・・・・明日の朝には帰ってくるから」

「あ、明日―――?」

「うん。本当にごめん。必要なものがあったら家のものに言いつけて。好きにしてていいから。じゃあ」

そう言うと、類はさっさと部屋を出て行ってしまった。

「え―――ちょ、ちょっと、類―――」

慌てて席を立ち、あたしも後を追う。


だけど。

部屋を出ると、すでに類はコートを着込み、玄関を出るところだった。

玄関の前には、黒塗りの車が停められている。

確かに、雪は弱まっていた。


「類!」

あたしの声に、類はちょっと振り向き―――

「ごめん」

とだけ言うと、素早く車に乗り込んで行ってしまったのだった・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 クリスマスイブに、見知らぬ土地で1人ぼっち。
 これほど寂しいことってないだろうな~。






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Christmas Kiss!vol.2 ~花より男子・類つく~

Category : Christmas Kiss! ~花より男子・類つく~
「待ってたって・・・・・」

そのビー玉のように透き通った瞳であたしを見る類に、思わず頬が熱くなる。

「えと・・・・・ちょ、ちょっと遅いなって、今日は来るって言ってたから、どうしたのかなって・・・・・」

しどろもどろになるあたし。

視界の端に、必死に笑いを堪える西門さんが映る。


―――もう!!


「ああ・・・・・ちょっと親父につかまって」

「え?親父さん、帰ってきてんのか?」

驚いて聞く西門さんに、類は首を振った。

「いや、まだだよ。電話がかかってきたんだ」

「なんだ、そういうこと・・・・・。けど珍しいな。なんか大事な用事か?」

「別に。それより、今日はなんか話があるって言ってた気がしたけど」

類がちらりと西門さんを見る。

なんとなく、さっきから不機嫌な気がする類。

仕事で、疲れてるのかな・・・・・。

「ああ、クリスマスのことだよ。毎年集まってるだろ?今年は司は帰って来れないみたいだし、あきらも仕事だって言ってたからどうするかって」

「ああ・・・・・クリスマス。別に、何でもいいよ」

気のない返事。

でも、これはいつものこと。

もともと類は、パーティーとかあんまり好きじゃないし・・・・・。

西門さんは、ちらりと類を見てから、またあたしを見た。

なんとなく、意味深な視線・・・・・。


―――どうしろって言うのよ?


「あー、じゃあさ、ちょうどいいからお前ら2人で勝手にやれば。俺もちょうど女の子たちのパーティーに呼ばれてたし」

「は?さっきそんなこと言ってなかったじゃ―――」

驚いてそう言うあたしの言葉を、西門さんが手を振って制する。

「バーカ。そりゃお前、類がもし忙しくてクリスマスだめだって言ったらお前1人になっちまうだろ?クリスマスに女が1人なんて、気の毒で目も当てらんねえからそんときは俺が相手してやろうかと思ってたんだろうが」

「余計なお世話」

「とにかく、俺はこれからデートだからもう行くぜ。じゃあな」

そう言って、さっさと席を立つ西門さん。

―――勝手なんだから!

そう思ってむっとしていると、部屋を出ていく間際、西門さんはちらりと振り向き・・・・

「牧野、がんばれよ!」

と言ってにやりと笑ったのだった・・・・・。



「どこか、行きたいとこでもある?」

西門さんの言葉なんて聞こえなかったかのように、類がいつものようにあたしを見る。

「え・・・・・か、考えてなかった。類は?ずっと忙しいから・・・・・疲れてるよね?」

それに、クリスマスなんてきっとどこに行っても人でいっぱいだろう。

「俺は平気だけど・・・・・。牧野だって、疲れてるのは一緒でしょ。仕事、忙しいって言ってたし」

「あ、あたしは、大丈夫だよ。元気だけが取り柄だもん」

その言葉に、類がちょっと目を見開き、それからくすりと笑った。


―――あ・・・・・今日、初めて笑った。


その笑顔に、ほっとする。

やっぱり、好きだな・・・・・・。

「・・・・・じゃあ、2人でゆっくりしよう。わざわざ人混みに行くことないし。スイスの別荘にでも行く?」

「べ、別荘・・・・・」

しかもスイス。

現実離れしたシチュエーションで、告白するにはもってこいかもしれないけど―――

あたしはごくりと唾をのんだ。

「俺は、牧野と一緒ならどこでもいい」

静かな・・・・・それでいて甘いその声に、あたしの胸が高鳴る。

「考えといて」

にっこりと微笑むその笑顔に・・・・・

あたしの心は、決まっていた・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 寒い。
 あまりにも寒過ぎて、唐突にスイスという言葉が浮かんだ。
 って、意味わかんないけど・・・・・。
 勢いに任せて、なるようになる。
 まるでつくしのようだわ。





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Christmas Kiss!vol.1 ~花より男子・類つく~

Category : Christmas Kiss! ~花より男子・類つく~
「ようはタイミングだろ?」


そう言って西門さんは笑った。

「そうだけど―――」

「クリスマスイブなんて、それこそ絶好のチャンスじゃん。しかも都合のいいことに、最近忙しかった類が24,25だけは暇だって言うんだからこんな機会、逃す手はねえだろ?」

「わかってるよ。でも―――」

煮え切らない態度のあたしに、西門さんが溜息をつく。

言いたいことはわかってる。

道明寺と別れて1年。

あたしと花沢類の距離は急速に縮まり、最近ようやく自分の気持ちに気付いたところ。


類のことが、好きだという気持ちに・・・・・。


だけど、それをまだ伝えることができないでいた。


友達として傍にいすぎたせいか、2人でいるとどうしても色気のない会話が多くなってしまう。

はたで見ていた西門さんや美作さんが『じれったい!』と言うのももっともだとは思うのだけれど・・・・。

でも、もう大学も卒業していっぱしの社会人になったというのに、あたしは不安で仕方なかったのだ。


―――告白して、もし振られてしまったら、類とはもう友達でいられなくなるの・・・・・?


そんなことにはなりたくなかった。

ずっと片思いでも、傍にいられるならそれでいいか・・・・なんて思ったりもして。

だけど、西門さんに『アホか』と一喝されてしまった。

「そんなん、牧野つくしじゃねえだろ!当たって砕けろだ!」


―――砕けるのは、あたしなんですけど・・・・・


でも、言われてみればその通りで。

振られた後のことを怖がるなんて、あたしらしくない。

「―――うん、決めた。あたし、告白する」

あたしの言葉に、西門さんはにやりと笑った。

「その意気。んじゃ、予行演習してみっか」

「は?やだよなんで―――」

「お前のことだから、いざ本番って時にポカやりそうなんだよな。小難しいこと考えないで、思いっきりいっちまえよ。なんなら、いきなりキスしてみるとか」

「キ、キス!?」

思わず声が上ずる。

「間違いなく気持ちは伝わると思うぜ?ほら、俺で練習してみ」

そう言って、座っていた椅子から腰を浮かし、迫ってくる西門さん。

「ちょ―――」

何でキスの練習を西門さんとしなきゃなんないのよ!?

だいたい、あきらかに西門さんのが迫ってきてるし!

あたしの座っていた椅子の両側に手をつき、まるきりあたしを封じ込めにかかる西門さんから、なんとか逃げようと背中を背もたれに押し付け、そのまま動こうとして―――

「あっ!!」

足が宙に浮いた。

と思ったら、あたしは椅子ごとみごとに後ろにひっくり返り―――

「うわ!」

あたしに覆いかぶさるようにしていた西門さんも当然一緒に倒れ込み―――


“ガターーーーン!!”


あたしと西門さんは折り重なるように転がったのだった・・・・・。


「―――何してんの?」

そこへ、実にタイミング良く現れたのは。

「類?」

「は、花沢類!」

無表情に、あたしと西門さんを見下ろす花沢類。

「こんなところで・・・・・ラブシーンなら、俺がいないときにしといて」

その言葉にハッとする。

床に転がったあたしに、覆いかぶさるように両手をついていた西門さん。

見ようによっては、確かにラブシーンに見えなくもない。

でも、椅子ごと倒れてるんだからラブシーンなわけ、ない。

「ち、違う!!」

「あのな、俺と牧野がんなことするわけねえだろ?」

西門さんが呆れたように言い、ようやく立ち上がる。

あたしも慌てて起きあがり、椅子も元に戻す。

「椅子が倒れちゃったんだよ。西門さんがふざけるから・・・・・」

「俺のせいかよ」

「だってそうでしょ?」

類はあたしたちのやり取りを黙って見ていたけれど。

「―――せっかく来たのに、俺邪魔みたいだから帰ろうかな。あきらの家なのに、当のあきらもいないし」

と言ってため息をついた。

「ああ、あきらだったら1時間くらい前に出てった。急に仕事が入ったって、いつものことだよ。好きにしていいって言ってたし―――邪魔ってなんだよ。俺はともかく、牧野はお前を待ってたんだぜ」

西門さんの言葉に、類が微かに目を見開く。

そして、もっと驚いたのはあたしだ。


―――なんで今、そういうこと言うの!?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 というわけで。
 すいません、お久しぶりです。
 毎年クリスマスにはそれにちなんだお話を書いて来てたんですが、今年は忙しくて・・・・
 相変わらず思いつきのお話ではありますが、楽しんでいただければ嬉しいです♪





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