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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
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誰よりも傍に vol.2 ~花より男子・あきつく~

Category : 誰よりも傍に ~花より男子・あきつく~
「落ち着くまで、ここにいていいよ」


そう言って、花沢類はにっこりと笑った。


美作さんの家を飛び出して、家に帰ろうかとも思ったんだけど―――


気付いたら、ここに来ていた。


「喧嘩なんて、珍しいね」

いつものように優しい花沢類の笑顔。

この笑顔を見ると、やっぱり安心する・・・・・。

「喧嘩って言うか・・・・・一方的にあたしが怒っただけだけど」

そう。

わかってる。

美作さんは悪くない。

いずれ海外で仕事をすることになるっていうのはわかってたことだし。

西門さんの言う通り、あたしのことだってちゃんと考えてくれてるんだってことも、わかってる。

これは、あたしのわがままだ。

彼を、独り占めしたくて。

他の誰よりも、彼の傍にいたくて―――。


「―――あたしってウザいかな」

あたしの言葉に、類はちょと目を瞬かせた。

「そんなことないと思うけど。誰かに言われた?」

「ううん。でも・・・・・あたしみたいのが傍にいたら、美作さんの仕事の邪魔かなって」

「まさか。それはないよ。あきらはそんなに不器用じゃない。むしろ、牧野が傍にいた方が仕事もうまくいくんじゃないかな」

妙に確信めいた口調でそう言う類。

だけど、あたしは自信がなくて。

本当は、美作さんの隣にふさわしいのはあたしなんかじゃないんじゃないかって、そんな風に思えてくる・・・・・。

「―――そんな顔、しないで」

そう言って、類があたしの頭を優しく撫でた。

「牧野には、いつも元気でいて欲しいのに・・・・・」

「ごめん・・・・・」

溢れそうになる涙をごまかすように、あたしはちょっと俯いた。

その時―――。


“バタンっ!!”


突然部屋の扉が勢い良く開けられ、あたしは驚いて部屋の入り口を見た。

そこにいたのは、息を弾ませてこちらを睨む美作さんで―――

「あきら。早かったね」

落ち着いてそう言う類の声が、まるで聞こえていないかのように美作さんはずんずんと部屋の中に入り―――

「―――行くぞ」

低い声でそう言うと、あたしの手を掴み、また部屋の外へ歩き出した。

「ちょ―――ちょっと待ってよ!急にそんな―――」

慌てるあたしの言葉なんててんで無視。

ちらりと振り返ると、類がにこにこと手を振っているのが見えた。

そしてまた視線を戻せば、そこには怒りのオーラを感じさせる美作さんの背中・・・・・。

いつも優しい雰囲気を纏っている美作さんの、初めて見るような背中だった・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 というわけで。
 あきつくなのに、あきらの出番の少ないこと。
 次回はもうちょっとラブラブな2人を書きたいなあ。

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誰よりも傍に vol.1 ~花より男子・あきつく~

Category : 誰よりも傍に ~花より男子・あきつく~
「・・・・・今日も盛況だね」


溜息とともに零れた言葉に、西門さんが肩をすくめた。


「ま、当然だろうな。あのF4の美作あきらが教えてくれる料理教室だぜ」


そう。


大学を卒業した美作さんは家業を継いで忙しく世界中を飛び回っていたのだが、父親の命令で突然日本での仕事を任された。


もちろんその仕事もきっちりこなしていた美作さんだけれど、仕事の合間に趣味でやっていた料理。


たまに知り合いにふるまっていたものが『おいしい』と口コミで評判になり、なぜか本業の片手間に料理教室まで開くことになってしまったのだ。


おかげで、ただでさえ会う時間が少ないというのに、この半年、まともにデートもしていない。


彼女としては、不満もたまるというものだ。


「ま、あいつのことだからちゃんとお前のことも考えてると思うぜ」


そう言って笑う西門さんは、完全に他人事という感じ。


「お、あれいい女だな~。独身じゃねえよなあ、指輪してるし」

「―――目ざといね」

「どうしてあきらの周りってのはああいう人妻があつまんのかね~」

「知らないよ。料理教室なんだから、人妻が多いのは当然でしょ」

「けど見ろよ。女たちのあきらを見る目。あいつらの頭ん中、今絶対旦那のことなんてみじんもないぜ」

そう言いながらにやにやと笑う西門さんを横目に―――

あたしは、じろりとその様子を眺めた。


リビングから見渡せる広い庭園につくられたガラス張りの部屋は、料理教室のための設備が全て整えられ、20人ほどの女性が楽しそうに料理をしていた。

そして彼女たちの視線は、西門さんの言う通りおいしい料理を食べてくれる旦那さまを想像しているとは到底思えないくらい、熱く美作さんに注がれていた・・・・・。



「あ―――疲れた」

首をこきこきと動かしながら、美作さんがリビングに入ってきた。


「―――お疲れさま。また新しい生徒さん増えたね」


週に1度、15人程度で1時間の教室から始まったのに、生徒数が増えてしまい今や5クラスに分けて教えているのだ。

しかも、本業の方も忙しいため、教室は日曜日のみで準備時間も含め朝から夕方までかかってしまう。

したがって、せっかく遊びに来てもあたしと美作さんがゆっくり会えるのは夕方以降ということになってしまうのだ・・・・・。


「あ―――、さすがにこれ以上はきついな。そろそろ準備もあるし―――」

「準備?」

一体何のことだろうと首を傾げるあたしに、美作さんはちょっと目を瞬かせた。

「あれ?言ってなかったか?3ヶ月後に今度フランスに行くんだよ」

その言葉に、一瞬頭が真っ白になる。

「―――フランス?」

「ああ。また親父の気まぐれかと思ったけど―――今回はちょっと腰据えてそこにいることになりそうだ」

そうこともなげに言って、笑顔になる美作さんに―――

あたしは、ぶち切れずにいられなかった。

「何それ・・・・・あたし、聞いてないよ」

「わりい、言ったつもりでいたんだけど―――」

何それ。

冗談じゃない。

「―――あたしは、なんなの?」

「え?」

「あたしは、美作さんの何?そんな大事なことも知らされてなくて―――」

「それは、だから―――」

「もう、いい」

「は?」

「美作さんなんて、勝手にすればいい。もう―――勝手にどこにでもいっちゃえ!!」

「おい―――」


何も聞きたくなかった。

あたしは、美作さんに構わず部屋を飛び出した。

そのまま美作邸を飛び出し、走り続ける。

目には涙が滲み、止まれば、涙が零れそうだった。


美作さんの彼女だと思ってたのは、あたしだけだったんだろうか。

美作さんにとっては、あたしと離れることなんて、会えいないことなんて、大した問題じゃなかったんだ・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 久しぶりの続きものです。
 でも、連載というほど長くはならないと思いますので・・・・・
 更新が、驚くほどゆっくりでごめんなさい。
 仕事の合間合間に書いてますので、時々、ちょこっと覗いてみてくださいね♪

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