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*このブログは名探偵コナン・ごくせん・花より男子・君に届け&ゲーム(ラブレボ・新撰組など)の二次小説のブログになります。
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誰よりも傍に vol.3 ~花より男子・あきつく~

Category : 誰よりも傍に ~花より男子・あきつく~
類の家を出ると、美作さんは類の家の前に停めていた車にあたしを押しこむと、自分も運転席に乗り込み、車を急発進させた。


「わっ、ちょっと、危ないじゃない!」


美作さんらしからぬ乱暴な運転に、思わず文句を言うけれど、美作さんはこちらを見ようともせず、無言で前を睨みつけていた。


その迫力に、あたしは言葉を失い―――


気付けば、車は懐かしい場所―――英徳高校の前に止まっていた。


「―――何で、ここに・・・・・?」


「―――高校生の頃、お前は司と付き合ってたよな」


あたしの問いかけには答えず、美作さんが口を開いた。


「―――うん」


「あの頃―――類もお前のことが好きだった」


「知ってたの・・・・・?」


「見てりゃあわかる。お前がどっちを選ぶのか、総二郎と話してたこともあった。―――まさか、俺とお前が付き合うことになるなんて、思いもしなかった」


「それは、あたしも」


「けど今は、俺にとってお前は一番大事な存在だ」


その言葉に、あたしは息をのんだ。


「―――たぶん、ずっと好きだったんだ。高校生のころから・・・・・」


「嘘―――」


「いや、マジでさ。もちろん、お前が誰を好きになってもそれを応援できる自信もあった。俺は、自分が結構大人だと思ってたしな」


「実際、美作さんは大人だったよ」


「ああ。だから、どれだけお前と離れてたって、俺の気持ちは変わらないって確信があったし、たとえお前が浮気したとしても―――俺のところに戻ってくるのを待ってる自信はある―――はずだったんだ」


「―――はず、だった・・・・・?」


「ああ。けど―――お前が飛び出して行っちまってから、何度電話しても出ないし、家にもいないし―――たぶん類のところだろうって思った瞬間―――頭に血が上って、気付いたら車をぶっ飛ばしてた―――」


そう言って美作さんは苦笑すると、あたしの方を見た。


いつもの、優しい笑顔とちょっと違う、切ない笑顔―――


「お前を、誰にも渡したくない。ずっと、俺の傍にいて欲しい―――。そう、思ったんだ」


「・・・・・でも、だって、フランスに行くって―――」


「ああ、だからさ、平気だと思ってたんだ。遠く離れてたって、その間にお前が何をしてたって、俺のお前に対する気持ちは変わらないって自信があったからな。けど・・・・・もしおまえの気持ちが変わっちまったら?そう考えたら―――冷静じゃいられなかった。まったく、自分がこんな気持ちになるなんて、思いもしなかったけど」


そう言って、それでも嬉しそうに美作さんは笑った。


「美作さん―――」


「牧野」


不意に、真剣な瞳であたしを見つめるから、あたしの胸は大きく高鳴り、言葉を飲み込んだ。


「―――一緒に、フランスへ着いて来てくれないか?」


「え―――」


「俺と―――結婚して欲しい」


そっと、あたしの手を握る美作さん。


突然のプロポーズに、あたしは驚き、すぐに反応することができなかった。


「お前に仕事を辞めて欲しいなんて、そんなこと言えなくて、だから今度帰ってくる時までプロポーズはしないつもりだった。けど―――やっぱり、お前を1人日本には置いておけない。他のやつに取られたくないし―――俺が、お前なしじゃいられないんだ」


気が付けば―――


あたしの頬を、涙が伝っていた・・・・・


「―――牧野・・・・・返事は・・・・・?」


溢れる涙を、美作さんの繊細な指がそっと掬う。


「牧野・・・・・?」


「―――ずるい、よ・・・・・」


「ん・・・・・・?」


「答えなんて・・・・・わかってるくせに・・・・・」


「なんで?そんなの、はっきり言われなきゃ、わからねえよ・・・・・」


いたずらっぽく微笑む美作さんに―――


あたしは、次の瞬間、ギュッと抱きついた・・・・・・。


「あたしのが、美作さんの傍にいたいと思ってるんだから・・・・・。誰よりも、傍に・・・・・」


その言葉に、美作さんがほっとしたように息を吐く。


「―――よかった」


安心したようにそう言うと、あたしの体を離した。


涙で濡れたあたしの頬を優しく両手で包み・・・・・


そっと、唇が重ねられた。


何度も、何度も、その存在を確かめるように―――



                        fin.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 すいません、長らくお待たせいたしました。
 東北での大地震では、このブログを読まれてる方の中にも被災された方がいるかもしれないと思い、なんとか元気づけることができればと思ったんですけれど・・・・・
 大したことも思いつかず、とりあえずお話を載せることくらいしかできませんでした。
 募金活動や節電など、まずはできることからやっていこうと思ってます。
 どうか頑張ってください。


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